アルカイダ首領の息子、国外退去に=SNSで「テロ賛美」―仏

【パリ時事】国際テロ組織アルカイダの首領ウサマ・ビンラディン容疑者=2011年死亡=の息子オマル氏(43)が「テロ賛美」発言を行ったとして、滞在先のフランスから国外退去を命じられたことが8日、分かった。ルタイヨー内相は「いかなる理由でもフランスに戻って来られないようにする」措置を講じたと明らかにした。
北西部オルヌ県によると、オマル氏はカタール国籍で、18年から英国人の妻と県内に居住。しかし23年、SNSで「テロとアルカイダを賛美した」として、国家安全保障上のリスクなどから滞在許可を取り消され、国外退去を命じられた。

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