黒人・女性はハリス氏支持=男性はトランプ氏優勢―米大統領選

【ワシントン時事】11月5日の米大統領選を1カ月後に控え、七つの激戦州では民主党のハリス副大統領と共和党のトランプ前大統領が激しく競り合っている。選挙分析機関クック・ポリティカル・リポートが2日公表した激戦7州での調査結果によると、ハリス氏が女性や黒人の支持を固める一方、男性からの支持ではトランプ氏が優勢だ。
調査結果によると、男性からの支持率はトランプ氏が52%でハリス氏は44%。一方、女性からの支持はトランプ氏の42%に対し、ハリス氏が53%と逆転している。
人種別では、ハリス氏が黒人男性の7割超、黒人女性の8割超の支持を固めた。ラテン系もハリス氏が優勢。一方、ハリス氏と同じインド系は、女性がハリス氏を支持する傾向があるが、男性はトランプ氏支持が多かった。
7州はアリゾナ、ジョージア、ミシガン、ネバダ、ノースカロライナ、ペンシルベニア、ウィスコンシンの各州。過去の大統領選でも、激戦州の勝敗が全体の結果に直結してきた。

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