イラク駐留米軍が撤収へ、ISISの脅威減退で 共同声明

米国とイラクが、イラク駐留米軍の撤収などを盛り込んだ共同声明を発表した

米国とイラクが、イラク駐留米軍の撤収などを盛り込んだ共同声明を発表したMartyn Aim/Getty Images

米国、イラク両国は7日、イラク駐留米軍が最終的に撤収することなどを盛り込んだ共同声明を発表した。

イラク治安部隊の任務遂行の能力向上と過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の脅威の低減を理由とした。共同声明は、ブリンケン米国務長官とイラクのフセイン外相との会談後に出された。

米国防総省のカービー報道官は会見で、撤退時期については今後の技術的な協議で詰めるとした。ただ、この協議の日程はまだ設定されていないとした。

また、米軍の全面撤退のための時期も想定されておらず、一定の期限までに撤退させる兵士数の目標もないとした。

イラク駐留米軍の規模は現在、約2500人。駐留米軍の当初の主要任務はISIS掃討作戦だったが、今はイラク治安部隊の訓練や助言提供に重心が移っている。共同声明はこの責務の変質により、イラク駐留米軍の再配置を可能にする余地が生まれたとした。

一方、米国務省のプライス報道官は、訓練などの任務は米軍の撤収後も続くだろうと述べた。

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