「金正恩総書記がロシア軍支援を指示」 北朝鮮が外相会談で伝える

平壌で2024年6月19日、ロシアのプーチン大統領(左)と握手する北朝鮮の金正恩総書記。スプートニク提供=ロイター

 モスクワを訪問中の北朝鮮の崔善姫(チェソンヒ)外相は1日、ロシアのラブロフ外相と会談。金正恩(キムジョンウン)総書記がウクライナ侵攻の開始当初から、「ロシア軍を強力に支援するよう指示した」と述べた。ただ、北朝鮮兵の派遣について直接の言及はなかった。

 崔氏はロシアを軍事支援する姿勢を示し、「ロシア軍の勝利は疑わない。勝利の日まで常に横に立つことを保証する」と強調した。

 崔氏はまた、「我が国の安全保障の状況は、米国などの陰謀で非常に危険で不安定な状況にある」とし、核戦力の強化を進めると話した。

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