ロシア南部で襲撃、治安機関員ら3人死亡 過激派センター幹部狙いか
ロシア南部イングーシ共和国で11日、内務省過激派対策センターの副所長らを乗せた車に何者かが車から発砲した。タス通信などによると、治安機関員ら3人が死亡したとみられる。副所長の安否は不明だ。
ロシアの独立系メディア「ショット」によると、実行犯は3人の可能性があり、標的は副所長だったとみられる。同共和国西側の北オセチア共和国に向けて逃走し、車が燃やされているのが見つかったという。
イングーシ共和国は北コーカサスに位置し、東側にはロシアからの分離・独立を目指して武装勢力が武力紛争を続けたチェチェン共和国がある。
10/12 07:07
朝日新聞社