ロシア ウクライナに軍事侵攻

G7外相、ウクライナへの軍事・財政支援継続で一致…声明に食糧危機対処も盛り込む

13日、ドイツ北部バイセンハウスで、G7外相会合に臨む林外相(右端)ら=ロイター

 【バイセンハウス(ドイツ北部)=中西賢司】ドイツで開かれた先進7か国(G7)外相会合は14日、ロシアの侵攻に対抗するウクライナへの支援や、世界的食糧危機の緩和に取り組むことなどを盛り込んだ共同声明を発表し、閉幕した。

 声明は「ロシアの侵略戦争から自らを守るウクライナとの連帯を堅持する」と表明。「ウクライナへの軍事・防衛支援を必要な限り継続する」と明記したほか、ウクライナの再建支援に加わるよう各国に呼びかけた。

 ロシアに対する圧力の強化に関し、「ロシアが特に依存する分野に制裁措置を広げる」とした。

 ロシアの海上封鎖による「ウクライナの農産品輸出の制限」が穀物などの価格高騰を招き、世界中の人々の生活に影響していると非難。国際的なパートナーなどと緊密に協力し、食糧危機に対処するとした。

 G7外相が別に採択した共同文書では、ロシアを明確に非難しない中国に、対露制裁を弱める行動を控えるよう求めた。

 また、「自由で開かれたインド太平洋」の重要性も改めて確認。台湾の世界保健機関(WHO)総会参加への支持も盛り込んだ。

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