徴用工対応策、韓国首相「準備多い」…越年か

 【ソウル=水野祥】韓国の元徴用工らが起こした訴訟で日本企業への賠償を命じる判決が相次いでいる問題で、韓国政府の対応策をまとめている李洛淵(イナギョン)首相は5日、「事前に点検や準備をしなければならないことが思ったより多い」と述べ、とりまとめに予想以上に時間がかかるとの見通しを示した。韓国メディアとの懇談会で記者の質問に応じた。

 李氏は11月13日、関係省庁の幹部らとの会議で年内に政府の大枠の立場を決める考えを表明しているが、越年するのではという見方も出てきた。

 李氏は「関係省庁の作業部会は11月から稼働している。私が主導した会議も4回ほど開かれた」と述べた。一方で、具体的に解決策を検討する官民共同委員会の設置などの予定を問われると、「いつと期限を決めることはできない」と答えた。

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