米宇宙船クルードラゴン、ISS出発…3日未明にフロリダ沖着水予定

 【ワシントン=船越翔】米民間宇宙船「クルードラゴン」は日本時間2日午前8時半過ぎ、国際宇宙ステーション(ISS)から分離し、地球に向けて出発した。米航空宇宙局(NASA)の宇宙飛行士2人が乗っており、3日未明に米フロリダ沖に着水する予定だ。

 クルードラゴンは米宇宙企業スペースXが開発した新型の宇宙船。5月末に打ち上げられ、高度400キロ・メートルのISSにドッキングした。米国の有人宇宙飛行は、2011年に運用を終えたスペースシャトル以来9年ぶり。宇宙船は大気圏に突入した後にパラシュートを開いて減速し、フロリダ沖のメキシコ湾内に着水する。

 安全性の検証などを経て、本格的な宇宙船の運用が始まる。次の打ち上げは早ければ9月下旬に実施予定で、宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))の野口聡一飛行士(55)らが搭乗する。21年春の打ち上げには、星出彰彦飛行士(51)が乗ることが決まっている。

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