金正恩氏、ロシアとの「戦略条約」政令に署名…批准書交換で発効

金正恩総書記(国務委員長)とロシアのプーチン大統領との間で6月19日に締結された「朝鮮民主主義人民共和国とロシア連邦間の包括的戦略パートナーシップに関する条約」が北朝鮮で批准された。朝鮮中央通信が伝えた。

プーチン氏は9日、同条約を批准する法律に署名しており、批准書の交換により発効する。条約には、「一方が武力侵攻を受け、戦争状態になった場合、遅滞なく、みずからが保有する軍事的援助を提供する」と有事の際の双方の軍事支援が明記されており、ロ朝の軍事関係がより強化されると見られる。

同通信は、「朝鮮民主主義人民共和国の国家元首は、2024年11月11日、政令に署名した。条約は、批准書が交換された日から発効する」と伝えた。

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