「被害復旧を12月党総会までに」金正恩氏、水害被災地で強調

北朝鮮の金正恩総書記(国務委員長)が4日、平安北道(ピョンアンブクド)の水害復旧建設現場を現地指導した。朝鮮中央通信が伝えた。

朝鮮労働党中央委員会の趙甬元(チョ・ヨンウォン)、李日煥(リ・イルファン)の両書記と党中央委員会の幹部らが同行した。

金正恩氏は被害復旧地域を見て回り、「わずか数カ月前に洪水による危険事態が発生したとき、地域の人民を緊急救助し、うず巻く水に浸った村々を胸を痛めて眺めていた記憶がおりのように心の中に沈み、その間常に心が重かった」としながら、「今は頑丈な堤防が築かれ、安全地帯に独特な形式を誇りながら先を争って建設される複数の類型の都市型農村住宅を見て感慨を禁じえない、本当に甲斐がある正確な決定を下し、われわれの力を信じてわれわれの力で大きな変化をもたらした」と喜んだという。

また、「何事でも始めが重要であるが、仕上げはもっと重要である、これから残っている工事課題をいかに遂行するかによって復旧建設に対する評価が左右されるであろうと述べ、十倍、百倍の責任と奮闘と勇気をもって緊張した闘いを続けることで、最後の期間にさらなる革新的成果を収めよう」とし、「被害復旧戦闘を12月党総会を迎えて最高の水準で完工する決心を下し、復旧建設を成功裏に早めるための具体的な教示を与えた」という。

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