「朝ロは不敗の戦友、百年大計の戦略的関係」金正恩氏、プーチン氏に祝電

北朝鮮の金正恩国務委員長(朝鮮労働党総書記)が12日、「ロシアの日」に際して同国のプーチン大統領に祝電を送った。朝鮮中央通信が伝えた。

「ロシアの日」は1990年6月12日、ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国人民代議員大会が国家主権に関する宣言を採択したことを受けて設定されたロシアの祝日だ。金正恩氏は2013年以来、ロシアの日に際してプーチン氏に祝電を送っている。

金正恩氏は祝電で、「大統領の精力的で正しい指導の下でロシア人民は敵対勢力のあらゆる挑戦と制裁・圧迫策動を制圧、粉砕し、国の自主権と安全、発展利益をしっかり守りながら強力で、繁栄するロシアを建設するための道に沿って確信に満ちて進んでおり、この道程で注目に値する成果を収めている」と主張した。

また、「昨年9月、ボストーチヌイ宇宙発射場で行われたわれわれの間の意義深い対面によって不敗の戦友関係、百年の大計の戦略的関係に昇華した朝露友好・協力関係はより高い段階の国家関係へ絶えず強化、発展している」と述べた。

そのうえで、「今後、引き続き継がれるようになるわれわれの間の意味深い絆と緊密な同志的関係は新時代の朝露関係の万年の柱石を一層強固にし、それに依拠して両国での強国建設偉業を強力に促し、世界の平和と安全、真の国際的正義を実現していくことに積極的に寄与するようになるであろう」と強調した。

祝電は申紅哲(シン・ホンチョル)ロシア駐在朝鮮大使によってロシア外務省に伝達された。

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