金正恩氏、60周年を迎えた「国防科学院」を訪問

北朝鮮の金正恩総書記(国務委員長)が28日、創立60周年を迎えた国防科学院を訪問した。朝鮮中央通信が伝えた。

朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会の李炳哲(リ・ビョンチョル)委員と労働党中央軍事委員会の朴正天(パク・チョンチョン)副委員長(党中央委員会書記)、労働党中央委員会の趙春龍(チョ・チュンリョン)書記、労働党中央委員会の金正植(キム・ジョンシク)第1副部長、ミサイル総局の張昌河(チャン・チャンハ)総局長が同行した。

金正恩氏が訪問を記念して演説を行い、「現在の情勢は戦争抑止力を各方面から一層強化し、共和国武力を超強力的かつ絶対的な力の実体にその威力を絶え間なく発展させていくことを求めている」と強調した。

金正恩総書記は、演説後に革命事績館と国防科学院展示館を見て回り、「国家防衛力の最優先的強化を抜きにした朝鮮革命のいかなる発展と成果も考えられないということは永遠に変わることも、脱色することもできない希世の真理である」「国家と人民の尊厳と自主権をしっかり守るためのわれわれの革命偉業の最終的目標は世界最強の戦略的力、世紀に空前の絶対的力をとらえることである」などと述べた。

金正恩氏は、国防科学院祝賀訪問を記念して記念写真を撮った。

同通信は、「金正恩総書記が朝鮮民主主義人民共和国国防科学院に刻んだ偉大な指導の足跡は、国家存立の根であり、限りない発展の根本保証である不敗の自衛力を全面的に固めるための闘いに新しい活力を増した意義深い契機、主体的国防科学発展の重大な里程標として歴史に記されるであろう」と強調した。

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