中国、国旗の扱い厳格化 愛国主義教育に利用 香港でも適用

中国国旗

 【北京=西見由章】中国国営新華社通信は18日、立法機関の全国人民代表大会(全人代)の常務委員会が17日に可決した国旗法と国章(国の紋章)法の各改正案について全容を公表した。国旗と国章の取り扱いをより厳格化し、この2つを「愛国主義教育」の重要な内容とするよう求めている。施行は来年1月1日。
 全人代常務委の法改正に基づき、香港政府も現行の「国旗・国章条例」を改正する。昨年6月以降に香港で本格化した反政府・反中デモでは、中国の国旗を投げ捨てたり国章を汚したりする行為が発生していた。
 改正国旗法では同法の目的について、「国旗の尊厳を守る」などとする内容に追加して「社会主義の核心的価値観を育成・実践する」と明記。破れたり汚れたりした国旗の掲揚を禁じる従来の規定に加えて、逆さまに掲げたり、捨てたりする行為を新たに禁じた。

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