【米大統領選】トランプ氏が中西部2州で集会 追い上げ目指す 

 【ワシントン=黒瀬悦成】11月3日実施の米大統領選で再選を目指す共和党のトランプ大統領は17日、選挙の行方を左右する激戦州の中西部ミシガン、ウィスコンシン両州で支持者集会を開いた。トランプ氏は2016年の前回大統領選で両州を制したが、今回は民主党候補のバイデン前副大統領に支持率で差をつけられており、終盤での追い上げを目指す。
 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた各種世論調査の平均支持率(17日現在)によると、トランプ氏はバイデン氏にミシガン州で7・2ポイント差、ウィスコンシン州で6・3ポイント差をつけられている。トランプ氏のウィスコンシン州入りは今年6回目となる。
 両州とも今月に入り、新型コロナウイルスの感染者数が急増しており、いずれの集会でも参加者は会場で事前の体温検査が義務付けられた。ただ、参加者はソーシャルディスタンス(社会的距離)を守らずに密集し、マスクの着用も徹底されなかった。
 トランプ氏はミシガン州マスキーゴンでの集会で、同州のウィットマー知事(民主党)が新型コロナ対策を理由に経済や学校の再開に消極的なのは「不誠実だ」と非難した。
 ウィットマー氏をめぐっては、同氏の新型コロナ対策に反発する民兵集団による誘拐未遂事件が起きており、同氏はツイッターで、トランプ氏のこうした発言が「私たちを危険に陥れている」と批判した。
 トランプ氏は中西部に続き、18、19日は西部の激戦州であるネバダとアリゾナ両州で集会を開く予定。

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