【米大統領選】投開票まで3カ月 トランプ氏引き続き劣勢 

 【ワシントン=黒瀬悦成】米大統領選は11月3日の投開票まで約3カ月となった。再選を目指す共和党現職のトランプ大統領(74)は、民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領(77)に対し引き続き支持率で劣勢にある。一部の州では新型コロナウイルスの感染者と死亡者数が再び増加傾向に転じており、トランプ氏が新型コロナ危機を封じ込め、経済を回復軌道に戻せるかどうかが選挙の行方を左右することになりそうだ。
 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた両者の全米平均支持率(7月31日現在)はバイデン氏49・9%、トランプ氏42・1%。
 勝敗のカギを握る激戦6州(中西部ミシガン、ウィスコンシン、東部ペンシルベニア、南部フロリダ、ノースカロライナ、西部アリゾナ)でもバイデン氏が軒並み優勢となっている。
 ただ、6州での両者の平均支持率の差は5・3ポイント。6州でトランプ氏の支持率が42・1%と最も低かった6月27日(6・2ポイント差)以降、同氏がわずかながら追い上げを見せている。
 一方、従来は共和党の牙城となっていた州でのバイデン氏の健闘も目立つ。
 1980年以降の大統領選で共和党候補が勝利し続けてきた南部テキサス州ではトランプ氏が優勢だが、バイデン氏との支持率の差はわずか0・2%。96年以降は共和党候補が勝利してきた南部ジョージア州でも、バイデン氏が2・3ポイント差で追い上げている。

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