日本提出の核廃絶決議案 25年連続で採択 核兵器禁止条約の決議案には反対

 【ニューヨーク=上塚真由】国連総会(193カ国)は5日、日本が毎年提出している核兵器廃絶決議案を賛成162票、反対4票、棄権23票の賛成多数で採択した。同種の決議採択は25年連続となった。
 今年の決議案は昨年同様、核兵器禁止条約への言及はなく、オーストリアなど同条約の主要推進国が棄権。また、昨年は賛成した核保有国の米国やフランスも棄権に回った。反対はロシア、中国、北朝鮮、シリア。賛成国は昨年よりも6カ国増えたが、核兵器禁止条約成立前の一昨年と比較すると5カ国減った。
 一方、核兵器禁止条約の推進国が提出した同条約の批准を促す決議案も同日、賛成126票、反対41票、棄権16票で採択された。核兵器保有国や米国の「核の傘」に入る日本は反対した。同条約の発効には50カ国の批准が必要だが、19カ国にとどまっている。

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