日中関係は「ハイレベル交流維持」 日中有識者シンポで駐日中国大使が改善基調を強調

「東京-北京フォーラム」の冒頭で、あいさつする中国の程永華駐日大使=14日午前、東京都港区のザ・プリンスパークタワー東京(三塚聖平撮影)

 日本と中国の有識者らが日中間の課題を話し合う「東京-北京フォーラム」が14日、東京都内のホテルで開幕した。中国の程永華駐日大使は冒頭あいさつで、日中関係について「中国と日本の双方にとって最も重要な2国間関係の一つだ」とした上で、「ハイレベル交流が維持され、各分野での交流が強まりつつある」と改善基調にあることを強調した。
 また、福田康夫元首相は基調講演で、今月23日に発効から40周年の節目を迎える日中平和友好条約について、「残念ながらもめ事が度々起こっているからこそ、今一度、条約が定めた理念や原則に基づいて日中関係を深く考える必要がある」との考えを述べた。
 同フォーラムは日本の民間非営利団体「言論NPO」(工藤泰志代表)と中国国際出版集団の主催。15日までの予定で、政治・外交や経済、メディア、安全保障といった各テーマに関する分科会などを行う。(三塚聖平)

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