イタリア、追加的な制限措置を発表 コロナ新規感染者が過去最多

10月18日、イタリアのコンテ首相は新型コロナウイルス感染拡大防止のための追加的な制限措置を発表するとともに、各市町村長に人々の集会を阻止するために公共広場を午後9時以降閉鎖する権限を与えた。写真は16日、ナポリの軍学校がコロナ対策の一環で閉鎖され、帰宅の途に就く学生(2020年 ロイター/Ciro De Luca)

[ミラノ 18日 ロイター] - イタリアのコンテ首相は18日、新型コロナウイルス感染拡大防止のための追加的な制限措置を発表するとともに、各市町村長に人々の集会を阻止するために公共広場を午後9時以降閉鎖する権限を与えた。

この日に報告されたコロナ新規感染者は1万1705人と、過去最多を記録。コンテ氏は記者会見で「危機的」な状況だとした上で、政府はコロナ流行発生当初の3月に実施した大規模な封鎖措置の再導入を回避する決意だと表明した。

首相は賭け事を扱う店舗(ベッティングショップ)の午後9時以降の閉鎖、アマチュアスポーツ競技や地元の祭りの禁止を命じるとともに、今週中に安全性の基準をさらに精査した上で、スポーツジムや水泳プールの閉鎖を検討すると述べた。

イタリアでは2月にコロナ流行が始まって以来、3万6543人の死者が出ており、欧州では英国に次ぎ2番目に多い。

当局は2カ月間の厳格な全土封鎖措置を敷いた結果、夏までに感染第1波を概ね抑え込んだが、足元で再び感染が拡大。これに対応し、当局は公共の場でのマスク着用の義務や集会およびレストランに対する制限など、新たな措置を講じている。

18日に報告された死者数は69人と、前日の47人から増えたが、3─4月のピーク時の900人超は大幅に下回っている。

政府は行政機関で柔軟な勤務形態を意味する「スマートワーク」を拡大する方針で、各高校には、公共交通機関の混雑を避けるために、時差の時間割を組むよう要請。レストランなどは深夜までの営業が認められるが、午後6時以降は着席の飲食のみが可能となる。

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