インドネシアの女性スタント、ヘルメットの代わりにスカーフで疾走

[10日 ロイター] - インドネシアのスマトラ島北部、保守的で知られるアチェ州に、バイクの危険なスタントに挑む女性がいる。

デビ・アプリリヤニさん、20歳。ヘルメットをかぶらず、イスラム教徒の女性が頭を覆う「ヒジャブ」だけでバイクを操っている。

昔からある遊園地で、女性スタントライダーとして3年間働いているアプリリヤニさん。「ここでは女性は弱いと思われがちだが、私のように、女性にも危険なことをする能力があることを示したい」と話す。

「死の壁」のスタントでは、手放しで時速100キロを出し、観客の度肝を抜く。

毎月、最多で300回のショーに出演。保守的な地域の固定観念を打ち砕いている。

スタントを見ていた観客のヌルル・カエサニさんは「スタントライダーに挑戦する女性を見たのは初めて。大抵の人は、男性だけだと思っている。だから、彼女はとても勇敢だ」とコメント。「スタントを見てわくわくした。女性も男性と同じことができるという証拠だし、かっこいい。女は負けない」と話した。

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