ギリシャで「オデュッセイア」刻んだ粘土板発見、最古の記録か

 7月10日、ギリシャとドイツの合同研究者チームが、ペロポネソス半島にある古代オリンピアの遺跡で、ホメロスの叙事詩「オデュッセイア」の一部が刻まれた粘土板を発見した。「オデュッセイア」の文字記録としては最古とみられている。提供写真(2018年 ロイター/Greek Culture Ministry)

[アテネ 10日 ロイター] - ギリシャとドイツの合同研究者チームが、ペロポネソス半島にある古代オリンピアの遺跡で、ホメロスの叙事詩「オデュッセイア」の一部が刻まれた粘土板を発見した。ギリシャ文化省が10日明らかにしたもので、「オデュッセイア」の文字記録としては最古とみられている。

粘土板はローマ時代に当たる3世紀以前のものとみられ、主人公オデッセウスが生涯の友エウマエウスに出会う場面の13行が刻まれている。

製作年代はまだ特定できていないが、文化省はそれでも「考古学的、碑文的、文学的、歴史的に偉大な記録」としている。

「オデュッセイア」は、トロイア戦争後10年にわたる英雄オデッセウスの放浪をつづった1万2109行の叙事詩で、紀元前675─725年ごろに書かれたとされている。

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