銀行強盗の被告、5日間連続の「最後の陳述」 独

 ドイツの裁判所で銀行強盗3件などの罪に問われた71歳の男性被告が判決が下された後に法的に認められている「最後の陳述」を5日間ぶっ通しで続ける異例の一幕がこのほどあった。

 ミハエル・ヤウエルニク被告は殺人未遂や武器所持の関連法違反の罪でも訴追され、禁錮12年6カ月の刑が言い渡された。

 地元のCNN系列局「RTL」によると、同被告はサングラス姿でハンブルクの裁判所に出廷し、捜査員の無能さをわめき散らした他、法律の知識は自らの弁護士より豊富にあるなどとも主張した。

 裁判所の報道担当部門の関係者はこれらの陳述が5日間続いたことを確認した。

 RTLによると、ヤウエルニク被告は1970、80両年代に起きた一連の銀行強盗に関与し有罪判決を受けてもいた。また、1990年にハンブルクの刑務所で発生した暴動を主導してもいたという。同被告の弁護士は、今回の判決を受け、控訴する方針を明らかにした。

 判決後の被告による最後の陳述はドイツの法律で認められ、通常は罪を悔いる発言や無言の場合が多い。

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