Threadsがカスタムフィード作成機能を全ユーザーに提供開始、ユーザーに「For You」フィードや「Following」フィード以外の選択肢を提供
Metaの開発するX(旧Twitter)風のテキストベースのSNSアプリ「Threads」が、世界中のあらゆるユーザー向けにカスタムフィード作成機能を提供開始しました。カスタムフィードは特定のトピックや特定のユーザープロフィールを含むフィードを簡単に作成できるようにする機能です。
As Bluesky soars, Threads rolls out custom feeds globally | TechCrunch
https://techcrunch.com/2024/11/20/as-bluesky-soars-threads-rolls-out-custom-feeds-globally/
Threads’ custom feeds are already rolling out - The Verge
https://www.theverge.com/2024/11/20/24301587/threads-custom-feeds-rolling-out
2024年11月16日、Metaのマーク・ザッカーバーグCEOは自身のThreadsアカウントで「お気に入りのトピックやプロフィール専用のフィード(カスタムフィード)を作成する新しい機能のテストを開始しました」と投稿し、カスタムフィード機能を開発中であることをアナウンスしました。
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その後、2024年11月21日になってThreadsはカスタムフィードのグローバルリリースをアナウンスしました。
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Instagramの責任者であるアダム・モセリ氏は、「まだ試していない方は、Threadsのホーム画面を下に引っ張てみてください。カスタムフィードが表示されます」と投稿し、カスタムフィードをアピールしています。
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テクノロジーメディアのTechCrunchは「アメリカ大統領選挙以降、イーロン・マスク氏が所有する右寄りのXに代わるものを求めており、その結果、Blueskyのユーザー数が急増しました」と述べ、Threadsの迅速な新機能の実装は、ライバルのひとつであるBlueskyに対抗してのものであると指摘しました。
Blueskyは2024年11月20日にユーザー数が2000万人に到達したことを報告していますが、Threadsは月間ユーザー数が2億7500万人を超えており、X競合サービスの中では圧倒的なユーザー数を誇ります。しかし、Threadsの「政治を優先しない」という方針に失望した一部ユーザーから、デフォルトの「For You」や「Following」といったフィード以外のオプションを求める声が上がっていました。
こういったユーザーにとってありがたい機能となるのがカスタムフィード作成機能です。カスタムフィードはトピックを検索し、最新の投稿を表示した状態で検索ワードの横に表示される三点ドットをタップし、「新しいフィードを作成する」を選択することで作成することが可能。特定のユーザーをフィードに追加するには、追加したいユーザーのプロフィール画面でプロフィール画像の上にある三点ドットアイコンをタップして、「フィードに追加」をタップすればOK。ただし、記事作成時点では日本語版のThreadsアプリ(iOS版)ではカスタムフィードの作成はできませんでした。
カスタムフィードを作成すると、画面上部に複数のフィードが表示され、左右にスワイプすることで各フィードを切り替えることが可能です。
11/21 15:00
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