海で失くしたApple Watchが「探す」機能のおかげで22カ月後に手元へ返ってくる、しかも問題なく動作する模様

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海で遊んでいる際にApple Watchを紛失したという人物が、Appleデバイスに搭載されている「探す」機能のおかげで、失くしてから22カ月後になって使える状態のApple Watchを取り戻すことに成功したと報告しています。
Found: Apple Watch Lost in the Ocean for over 1.5 years, still work? - YouTube

Apple Watch Lost in the Sea Found 18 Months Later, Still Works
https://appleinsider.com/articles/24/07/13/find-my-feature-helps-diver-recover-lost-apple-watch-nearly-two-years-later


Brick House MediaというYouTubeチャンネルを運営するJared Brickさんは、息子の11歳の誕生日を祝う家族旅行時に、子どもと連絡を取り合うためにApple Watchを購入しました。
Brickさんら家族はスキューバダイビングをするためにイギリス領バージン諸島へ旅行し、同氏はApple Watchを使って時間をチェックしたり、ダイビング時のアクティビティを記録したりしたそうです。Apple Watchは水深50メートルまでの使用に対応しているため、ダイビング中も期待どおりに動作したそうです。
旅行の最終日、Brickさんはバージン・ゴルダ島のザ・バスと呼ばれるエリアで、岩場から比較的浅い水の中に飛び込んで遊んでいました。この時、友人がBrickさんの様子を動画撮影していたのですが、しばらくしてから自分の手首にApple Watchがないことに気づいたそうです。

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Brickさんは「あの場所の美しさに気を取られて、その時は気づきませんでした」と語っています。その後、BrickさんがApple製品の「探す」機能を使ってApple Watchの位置を追跡したところ、飛び込みで遊んだビーチが表示されたそうです。しかし、すでにその場所にはいなかったため、Apple Watchを取り戻すことはできないと諦めた模様。
しかし、紛失から18カ月が経過した2023年12月になって、Brickさんはバージン・ゴルダ島の現地住民から電話を受けたそうです。Brickさんに電話をかけてくれた人物は、ビーチでApple Watchを発見したところ、ディスプレイに紛失メッセージとBrickさんの電話番号が表示されていたため、電話をかけてくれた模様。

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BrickさんのApple Watchを発見したジョナサンさんは、これを同氏のもとへ郵送。Apple Watchは3600マイル(約5800km)を移動して、アメリカ・カリフォルニア州フェルトンのBrickさんのもとへ返ってきたそうです。結局Apple WatchがBrickさんのもとに返ってきたのは2024年4月下旬で、紛失してから22カ月後でした。

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約2年ぶりにBrickさんのもとに返ってきたApple Watchがコレ。傷などはほとんど見られません。

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さすがにバッテリー残量はゼロになっていたそうですが、充電すると問題なく使える模様。

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Brickさんは「カリブ海のジョナサンがこれを見つけ、私に連絡し、送り返してくれたことに心から感謝します。そして、実際に機能する素晴らしい技術を開発してくれたAppleにも感謝します」と語っています。

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