NothingのCEOが「Nothing Phone (3)は真のAIスマホになる」と発言


Nothing Phone (1)やNothing Phone (2)、Nothing Phone (2a)などを手がけるデジタル機器メーカーのNothingのカール・ペイCEOが、「スマートフォンは未来のAIガジェット」「AIがスマートフォンの使い方を変える」と述べる動画を公開しました。
There's been a lot of hype around AI. Some great, some confusing. It’s great to see new companies rethinking the user experience and form factors. However, there is no doubt that smartphones will remain the main consumer AI form factor for the foreseeable future. With over 4… pic.twitter.com/ERJc7xhwBa— Carl Pei (@getpeid) June 5, 2024

Nothing’s Phone 3 will be all about AI apps - The Verge
https://www.theverge.com/2024/6/5/24172126/nothing-phone-3-ai-demos
Nothing Phone 3 to lean into AI
https://www.androidpolice.com/carl-pei-nothing-phone-3-ai/
Nothing says it's the Nintendo of phones — Nothing Phone (3) could be your AI ‘best friend’ | Tom's Guide
https://www.tomsguide.com/phones/nothing-says-theyre-the-nintendo-of-phones-nothing-phone-3-could-be-your-ai-best-friend
ペイCEOは動画の中で「現状のスマートフォンは高速化やディスプレイの解像度向上、さまざまな機能追加などが行われていますが、ユーザーエクスペリエンスを含めた基本的な体験は本当に長い間変わっていません」「スマートフォンは未来のAIガジェットで、AIがスマートフォンの使い方を変える可能性があります」と発言しました。


さらに、ペイCEOは2025年発売予定のNothing Phone (3)にAIを組み込むことを明かしました。ペイCEOはNothing Phone (3)について「Nothing初の真のAIスマートフォン」とアピールしています。


ペイCEOが公開したNothing Phone (3)のデモでは、パーソナライズされたホーム画面が示されました。このホーム画面では、すぐに必要になるチケットのQRコードを自動的に取得して表示したり、ウェブからコンテンツを取得して関連するリマインダーや天気などを自動的に表示したりできるそう。ペイCEOは「このアイデアは、AIがスマートフォンをアプリ中心のモデルから脱却させ、ユーザーが何を必要としているか、どこにいるかを常に把握することができる」と述べました。


また、Nothing Phone (3)には音声アシスタント「Oliver」が搭載されます。


ペイCEOはこれまでにも「近年ではスマートフォンにおけるアプリが強力になりすぎていると感じています。Nothingでは、そのパワーの一部をスマートフォンなどに戻すためのオプションをユーザーに提供しようとしています」と述べていました。
なお、NothingはNothing EarやNothing Ear(a)などのワイヤレスイヤホンに「スマートフォン上でChatGPTアプリを起動することなくハンズフリーでChatGPTと会話できる機能」を追加しています。


また、海外メディアのTom' GuideがNothingに対し「AIの機能強化はNothing Phone (2a)をはじめとする古いデバイスにも搭載されるか」と質問したところ、「詳細は後日共有されます」との返答を得たとのことです。

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