YouTubeがユーザーの「見たいもの」を予測して一番見られている場所までスキップする「Jump Ahead」機能のテスト範囲を拡大


YouTubeが、AIを用いた「Jump Ahead」機能のテストの対象を、アメリカの一部のYouTube Premiumメンバーから、アメリカのYouTube Premiumメンバー全体に拡大したことがわかりました。
YouTube's AI 'Jump Ahead' feature is rolling out to all US Premium users
https://www.androidauthority.com/youtube-premium-jump-ahead-3440015/


YouTube's experimental 'jump ahead' feature skips to the best parts
https://9to5google.com/2024/03/27/youtube-jump-ahead-experimental-feature/
「Jump Ahead」機能は、AIとユーザーデータを組み合わせて、「見たい」部分を見られる機能です。
2024年3月ごろから、アメリカの一部のYouTube Premiumメンバーを対象に展開されてきましたが、このたび、対象を拡大して、アメリカのすべてのYouTube Premiumメンバーが使えるようになったとのこと。
提供対象はAndroidのみで、画面を2回タップすると「Jump Ahead」ボタンが表示され、ほとんどの視聴者がスキップする部分を飛ばしてくれます。


なお、実験的機能としてテストされているため、試用期間は2024年6月1日までだとのこと。また、一部の英語のコンテンツでしか使えないそうです。
試用期間満了後、正式にプレミアムサービスの一部に組み込まれるか、さらにテストが延長されるかはまだ明らかになっていません。
YouTube Premiumでは開発中の新機能などを試用することができるようになっているのですが、日本語版のYouTube Premiumでは記事作成時点で利用できるベータ版機能は存在しないため、正式サービスに組み込まれるまで日本のユーザーがJump Ahead機能を利用する機会はないかもしれません。
YouTube ベータ版の新機能を試す
https://www.youtube.com/new


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