ThreadsがAPIをテスト中、公開後はサードパーティーアプリが開発できるようになる可能性

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Instagramの姉妹サービス「Threads」がAPIのベータ版を展開していることが明らかになりました。記事作成時点で少数のパートナーとのテストが行われています。


2024年3月2日、Metaでエンジニアリングマネージャーを務めるジェシー・チェン氏が「現在APIを構築しています」とThreads上に投稿し、誕生から約半年が経過したThreadsでついにAPIが提供される予定であることを明らかにしました。
詳細は不明ですが、APIを利用することにより「Threadsへの投稿」や「Threads上の投稿の読み取り」などが実行可能なサードパーティ製アプリが開発できるようになる可能性があります。

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記事作成時点で、ソーシャルメディア管理ツールのHootsuiteやSocial News Desk、Sprinklr、Sprout Socialなどがパートナーとなり、APIのテスト中とのこと。すでにいくつかのサービスでは「投稿予約」や「下書きの作成」などが可能なようです。
また、ニュース配信サービスのTechmemeもパートナーとして選ばれています。チェン氏いわく「Techmemeの中の人がAPIを求めたことが、開発のきっかけだった」とのことで、チェン氏も感謝の意を表しています。なお、TechmemeはすでにAPI経由での投稿をテストしており、以下の投稿はAPI経由の投稿とのことです。


他にもソーシャルメディア管理ツールのBufferが「Threads APIへのアクセス権を獲得するべく積極的に働きかています。現時点ではアクセス権を獲得できていませんが、我々の方では準備が整っており、利用できるようになればかなり早く実装できるはずです」と告知しています。

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