Googleが決済アプリの「Google Pay」を2024年後半に廃止すると発表

Googleが決済アプリの「Google Pay」を2024年後半に廃止すると発表 - 画像


Googleのオンライン決済sサービス「Google Pay」のアプリ版が、アメリカで2024年後半に廃止されることが明らかになりました。アプリが廃止される理由は、機能の大部分がGoogle Walletアプリに取って代わられたためです。
Simplifying our payment apps in the U.S.
https://blog.google/products/google-pay/payment-apps-update/

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Google is sunsetting the Google Pay app in the US later this year | TechCrunch
https://techcrunch.com/2024/02/23/google-is-sunsetting-the-google-pay-app-in-the-us-later-this-year/
現地時間の2024年2月22日、Googleの公式ブログ上で「2024年後半にアメリカ版のGoogle Payアプリが廃止される」と発表されました。
Googleによると記事作成時点で、180か国以上で何百万人もの人々がChromeOS、macOS、Windowsで動作するPC上や、AndroidおよびiOSアプリから、Google Payを利用したキャッシュレス決済を利用しているそうです。ただし、Google Payの大半の機能はすでにGoogle Walletに取って代わられており、アメリカではGoogle WalletがGoogle Payの5倍使用されているという統計情報もあります。
そのため、Googleはアプリのエクスペリエンスを簡素化するため、アメリカで提供されているスタンドアロンのGoogle Payアプリを2024年6月4日以降使用できなくすると発表しました。ただし、Android端末での「店舗でのタップによる支払い」や「支払い方法の管理」などの最も人気のある機能は、引き続きGoogle Walletで利用可能です。

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Google Walletは交通カード・運転免許証・州IDなどのデジタルアイテムと、店舗でのタップ&ペイに使用される支払いカードを安全に保管するための主要な場所となります。なお、Androidユーザーの場合はGoogle Walletを使用することで、Google Payで使用した決済方法を簡単に保存・検索・使用可能です。
また、アメリカ版のGoogle Payを利用してきたユーザーは、2024年6月4日までは引き続きGoogle PayアプリでのGoogle Pay残高を管理したり、必要な場合は銀行口座に指定の金額を送金したりすることが可能。2024年6月4日以降も、引き続きウェブ版のGoogle Payから資金を確認したり、銀行口座に送金したりすることができます。
ただし、2024年6月4日以降はアプリ版のGoogle Payを用いた個人間での送金が不可能となり、他人に送金をリクエストしたり、送金のリクエストを受け取ったりすることもできなくなります。

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GoogleはChromeでのGoogle Pay自動入力の改善や、公共交通機関での支払いの容易化、Google Walletに保存できるパスの種類の拡大など、支払いをできる限り迅速かつシームレスにすることに投資してきたと説明しており、「今後もこのような支払いエクスペリエンスの改善を続けていく」と述べました。
なお、アメリカでGoogle Payアプリが廃止されたあとは、シンガポールとインドでのみGoogle Payアプリが利用可能となります。

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