Metaが「Threads」の名称使用停止を商標を持つ「Threads Software」から求められる

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2023年7月6日に開始したX(旧Twitter)風のテキスト主導SNS「Threads(スレッズ)」を運営するMetaが、メッセージハブの「Threads」を運営するThreads Softwareから「Threads」の名前の使用を30日間停止する書簡を受け取ったことが報じられました。Threads Softwareは「Threads」をブランド名として商標登録しており、Metaがその存在を認識していたことも明らかになっています。
Threads Software Limited Gives Meta’s Instagram 30 Days to Desist from Using the Service Name Threads | Business Wire
https://www.businesswire.com/news/home/20231030082004/en/Threads-Software-Limited-Gives-Meta's-Instagram-30-Days-to-Desist-from-Using-the-Service-Name-Threads

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ソフトウェア開発とコンサルティングを行うJPY Ltdが考案した「Threads」は、メールやアプリのメッセージなどを1つの画面に表示して管理し、追加の調査やデータ分析などを行うことができるメッセージハブです。「Threads」は2012年に商標登録しており、2014年ごろには世界中で使用され始め、2018年にはアメリカで初めて商用販売が行われるのに際して新しい会社である「Threads Software」が独立しました。それ以来、世界中で約1000の組織にライセンスを供与しており、2023年時点で年間200%の成長率を記録しています。

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Business Wireに掲載されたThreads Softwareのリリースによると、Threads Softwareは2023年4月以降、Metaから「threads.app」のドメインを購入させてほしいと4回の申し出を受け、Threads Softwareはいずれの申し出も拒否していたとのこと。しかし、2023年7月にMetaは名称を変えることなく「Threads」をリリースし、その際にはFacebookにおけるThreads Softwareのアカウントが削除されたそうです。MetaのSNS「Threads」は1日で3000万人の新規登録者を獲得し、リリースから1週間以内に1億人のユーザーを集めた史上最も急速に成長しているアプリとして話題になりました。
TwitterライクなMetaのSNS「Threads」の新規登録者数が1日で3000万人を突破 - GIGAZINE

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Threads Softwareのマネージングディレクターであるジョン・ヤードリー氏は「私たちはプラットフォームに10年間投資し、Threadsという名前で認知されたブランドを確立しました。私たちのビジネスは現在、世界最大手のテクノロジー企業の1つによる深刻な脅威に直面しています」と語っています。

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ヤードリー氏は「Threads」を巡る争闘を少年ダビデが巨人戦士のゴリアテを倒した「ダビデとゴリアテ」に例え、「巨大な力を持つMetaは好きな名前を使用できると思っているかもしれませんが、Threadsのブランド名を使用する権利は自由に得られるものではありません。私たちはMetaにThreadsの使用を直ちにやめてもらいたいと考えており、そうでない場合は、イギリスの裁判所に差止命令を求めるつもりです」と抗議の姿勢を示しています。

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