Amazonが「プライムデー」と同規模のセールイベントを2022年第4四半期に開催か

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Amazonがこれまで年に1度行ってきた大規模なプライム会員向けセールイベント「プライムデー」と同様のイベント「Prime Fall」の実施を、2022年の第4四半期に予定していると報じられました。Amazonの売上が鈍化傾向にあるため、起死回生の一手を狙っているのではと指摘されています。
Amazon plans 2 Prime shopping events this year, with second one in Q4
https://www.cnbc.com/2022/06/27/amazon-plans-second-prime-shopping-event-in-q4.html
Amazon’s Prime Day Isn’t Quite the Blockbuster It Once Was - WSJ
https://www.wsj.com/articles/amazons-prime-day-isnt-quite-the-blockbuster-it-once-was-11656235800
CNBCによると、Amazonはセラーセントラルと呼ばれる社内のポータルサイトを通じ、一部の販売者に「Prime Fall」イベントの通知を開始したとのこと。通知には「Prime Fallは第4四半期に開催されるプライム会員限定のショッピングイベントです。このイベントに推奨されるLightning Dealsを送信してください」と表示されてたとのこと。Lightning Dealsとは限られた数の商品が突発的に割引されるイベント、またはそのイベントついて販売者がAmazonに提供する販促情報を指しているため、Amazonが来たるイベントに向けて販売者の参加を募っている様子がうかがえます。また、Lightning Dealsの送信は「第4四半期」よりもかなり早い日付に当たる、7月22日までに行うよう求められているとのことです。なお、2022年のプライムデー開催は7月12日と13日に予定されています。
ある調査では、プライムデーは通常日の4倍の利益をたたき出していると推定されており、Amazonの年間収益に大きく貢献していることが指摘されています。しかし、プライムデーの売上は年々低下していること、Amazonは2022年に入り売上が鈍化傾向となったことなどが伝えられています。元Amazon社員で電子商取引分析サービスのブーメラン・コマースのCEOを務めるグル・ハリハラン氏は「消費者としては、もうプライムデーに慣れてしまって、目新しさがなくなってしまったのだろう」と分析。専門家は「Prime Fallを導入することで低迷する売上を伸ばし、プライム会員を増やす狙いがAmazonにはあるのだろう」と考察しました。

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ウォール・ストリート・ジャーナルは「プライムデーの成長鈍化は、Amazonが全体的に厳しい状況にあることと重なる。Amazonは長年の驚異的な成長からコストを削減するため、また高インフレが多くの産業に影響を及ぼしているため、大規模な配送事業への投資を縮小している」と、Amazonの経済状況について指摘しました。また、Amazonのライバル企業もパンデミックやインフレの影響で買い物客が消費習慣を変えたことによる過剰在庫に悩まされていることから、ウォール・ストリート・ジャーナルは「競合する小売業者の状況により、7月は各地でセールや割引が異常に行われる可能性がある」と述べています。

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by Chris Yarzab

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