「Pixel 6」「Pixel 6 Pro」をじっくり使い倒した海外レビューまとめ、Google初の独自SoC搭載スマホへの評価は?

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Googleが2021年10月19日に「Pixel 6」と「Pixel 6 Pro」を正式発表したのに合わせて、あらかじめ貸し出しを受けていたメディアによる先行レビューが一斉に登場しました。さらに、発表から数日間が経過し複数の海外メディアから実機の詳細なレビュー結果が出そろったので、その中から定量的な評価をしているレビューをピックアップしました。
Google Pixel 6 全てが新しくなったスマホ - Google ストア
https://store.google.com/product/pixel_6?hl=ja
Google Pixel 6 Pro 最先端のPixel カメラ - Google ストア
https://store.google.com/jp/product/pixel_6_pro?hl=ja
◆Pixel 6 Pro
・Android Police:9/10
Pixel 6 ProをレビューしたAndroid Policeの評価は、10段階評価で9でした。Android Policeは、Pixel 6 Proの「パフォーマンス」「美麗な大画面」「全体的なカメラ性能」「バッテリーの寿命」「作りがしっかりしている」という点を長所として挙げています。一方、「人によっては大きすぎる本体サイズ」「費用対効果がいいことを踏まえても898ドル(約10万円)と高価なこと」「写真にレンズフレアが入りやすい問題」「指紋センサーの精度が低い点」「本体上部と下部のスピーカー音量のバランスが悪い」という問題を短所として指摘しています。なお、Pixel 6 Proの日本での販売価格は税込11万6600円です。
以下は、Android Policeによる作例の1つ。Android Policeは「すべてのレンズにはある程度レンズフレアがありますが、Pixel 6 Proのフレアは他のPixelや最近のスマートフォンで気付いたものよりもひどいです」と指摘しています。一方、レンズフレアの問題を除いた総合的なカメラ性能やバッテリーの持ちについては「2021年10月時点で手に入るスマートフォンとしてはおそらく最高のものです」と絶賛しました。

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・Engadget:91/100
Engadgetの評価は、100点満点で91点でした。EngadgetはPixel 6 Proの長所として「賢い音声ソフトとアシスタント機能」「本体の軽さ」「カメラ性能の高さ」「競合他社に負けていない価格設定」を挙げています。一方、「指紋認証センサーの認識の遅さ」は不満点とのことでした。
Engadgetがアシスタント機能の中でも特に強調しているのが、音声書き起こし機能です。「Hey Google, type」と一声かけるだけで音声入力が自動的に起動し、「送信」「クリア」「削除」「やり直し」などの操作も音声で可能なので、完全にハンズフリーでメッセージのやりとりができるほか、「笑顔の絵文字」「桃の絵文字」なども問題なく入力できたとのこと。この機能は、日本語にも対応しています。

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一方、ディスプレイ下部に内蔵された指紋センサーは、同じくディスプレイ内指紋センサーを採用しているSamsung Galaxy S21よりも反応が鈍く、扱いづらいとの評価でした。

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・Android Headlines:5/5
Android Headlinesの評価は、5点満点中5点の最高評価でした。Android HeadlinesはPixel 6 Proの長所として「大幅に向上したカメラ性能」「依然として驚異的な長さのバッテリー駆動時間」「Android 12によるカスタマイズ性」「ゲームに最適なディスプレイ」「価格」を挙げています。一方、短所として「充電アダプターが付属していない」「30Wと低速な充電速度」を挙げています。
Pixel 6やPixel 6 Proは30Wの急速充電に対応しており、Pixel 5の18Wから大幅に向上しています。それでも、この充電速度は競合製品と必ずしも速くないとAndroid Headlinesは指摘しています。一方、バッテリー容量がPixel 5の4080mAhよりも一回り大きい5000mAhとPixel史上最大になったことで駆動時間がさらに伸びた点などから、Android HeadlinesはPixel 6 Proを「ほぼ完璧なAndroidスマートフォン」と評価しました。
・Laptop Mag:4/5
Laptop Magの評価は、5段階評価で4でした。Laptop MagはPixel 6 Proの長所として「ユニークで優れたソフトウェア」「多彩なカメラシステム」「手頃な価格」「明るい120Hzディスプレイ」を挙げています。また、短所としては「バッテリーの駆動時間が中途半端」「実績のないプロセッサー」「充電器が付属していない」ことが挙げられています。
Laptop Magが特に高く評価しているのが、Pixel 6 Proのディスプレイです。Laptop Magは「120Hzのリフレッシュレートを備えた6.7インチのディスプレイはゲーミングスマートフォンとしては理想的で、Call of Duty Mobileを数ラウンドプレイした後、『これで任務をやり遂げられる』と確信したほどです。グラフィックとリフレッシュレートを『very high』に設定した後でも、ゲームはとてもスムーズでした」とコメントしました。

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一方、Laptop Magがネットサーフィンをしてバッテリーの寿命をテストしたところ、駆動時間は7時間43分だったとのこと。同じ条件下でテストをすると、iPhone 13 Pro Maxは12時間16分、Galaxy S21 Ultraは11時間25分だったため、Laptop MagはPixel 6 Proのバッテリー寿命を「中途半端」と評価しました。
・ZDNet:9/10
ZDNetの評価は、10段階中9でした。ZDNetは、Pixel 6 Proは「バッテリーの寿命」「パフォーマンス」「Android 12」」「カメラ」「デザイン」の点で優れているとしています。一方、「『マジックイレイザー』が期待通りに動作しないことがある」「指紋センサーの動作が不安定」といって点を短所として指摘しました。
・T3:4/5
T3の評価は、5段階評価で4でした。T3は、Pixel 6 Proの長所は「シャープでなめらかなデザイン」「120Hzのリフレッシュレートを備えたディスプレイ」「優れたカメラシステムとAI機能」だとしています。一方、「本体が大きい」「充電アダプターが付属しない」「TensorのCPUパフォーマンス」は欠点だとしています。
Pixel 6とPixel 6 Proは、SoCとしてGoogleが独自開発した「Tensor」を搭載しています。しかし、T3が定番ベンチマークソフトのGeekbench 5でPixel 6 ProのCPU性能を測定した結果、スコアはシングコアが「1029」で、マルチコアが「2790」でした。これはPixel 5よりは高いものの、他社の主力機種には一歩劣ります。
その代わり、カメラについては高評価でした。Pixel 6 Proのメインカメラで撮影した写真はいずれも明るく、ディテールに富んでいたとT3は評価しています。

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◆Pixel 6
・Android Central 4.5/5
Android Centralによる評価は、5点満点中4.5点でした。Android CentralはPixel 6の長所として「なめらかできびきびと反応するパフォーマンス」「驚異的なカメラ性能」「美しくまとまったMaterial Youデザイン」「迷惑電話をシャットアウトする通話スクリーニング」「楽しい色使いの派手なデザイン」を挙げています。一方、「太いカメラバーは好き嫌いが分かれる」「人によってはベゼルが太く感じる」「ディスプレイはもっと明るい方がいい」とも指摘しています。
Android Centralが「好みが分かれる」としているカメラバーが以下。Pixel 6とPixel 6 Proには、共通して背面から飛び出たカメラバーがあります。

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・Android Police:9.5/10
Android Policeは、Pixel 6をPixel 6 Proよりも高い10点満点中9.5点で評価しています。特にPixel 6 Proよりも大幅に安い599ドル(約6万8000円)という価格設定は「絶対にお買い得」とのこと。一方、Pixel 6 Proで指摘されていたレンズフレアの問題は、Pixel 6にも見られました。なお、Pixel 6の日本での価格は税込7万4800円です。
・Tech Advisor:4/5
Android Policeの評価は、5段階評価で4でした。Tech AdvisorもPixel 6の価格設定を高く評価しているほか、90Hzのリフレッシュレートを備えたディスプレイは、120HzのPixel 6 Proには一歩譲るものの、スクロールやアニメーションは滑らかで反応も機敏だったとのことです。
・CNET:8.8/10
CNETの評価は、10点満点中8.8点でした。CNETは、Pixel 6の長所として「ツートンカラーのデザイン」「価格」「Googleの最高傑作レベルのメインカメラ」を挙げています。一方、「指紋認証リーダーの反応の鈍さにはイライラさせられた」「バッテリー駆動時間は良好ながら1日持たせるのは厳しい」「超広角カメラはまずまずでメインの広角カメラほどではなかった」と指摘しました。

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