Appleの「HomePod」はスマートスピーカー市場でどの程度のシェアを獲得しているのか?

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市場調査企業のStrategy Analyticsが、2019年第4四半期(10~12月)におけるスマートスピーカー市場全体の出荷台数調査レポートを公開しました。このレポートによると、スマートスピーカー市場はAmazonとGoogleが市場全体の半数以上を占めており、2社に追随するべくAppleがリリースした「HomePod」は、発売から2年半以上が経過したもののいまだに出荷台数シェアで4.7%しか獲得できていないようです。
Strategy Analytics: New Record for Smart Speakers As Global Sales Reached 146.9 Million in 2019 | Business Wire
https://www.businesswire.com/news/home/20200213005737/en
HomePod gains smart speaker marketshare in Q4, still lags far behind front runners
https://appleinsider.com/articles/20/02/13/homepod-gains-smart-speaker-marketshare-in-q4-still-lags-far-behind-front-runners
Strategy Analyticsの調査によると、2019年のスマートスピーカー市場全体の出荷台数は1億4690万台で、前年比で70%増の出荷台数を記録。2019年はスマートスピーカー市場としては過去最高の出荷台数を記録しています。
2019年第4四半期の出荷台数レポートは以下の通り。2019年第4四半期のスマートスピーカー市場全体の出荷台数は5570万台で、過去最高の四半期記録を達成しています。これはアメリカおよびヨーロッパにおけるホリデーセールの好調に加え、新商品の導入や部品供給の改善、強力な宣伝活動によるGoogleのスマートスピーカービジネスの復調が原動力となったとStrategy Analyticsは分析しています。

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2019年第4四半期のスマートスピーカー出荷台数が最も多かったのはAmazonで、出荷台数は1580万台、出荷台数シェアは28.3%です。2番手に位置するのはGoogleで、出荷台数は1390万台、出荷台数シェアは24.9%。2019年第4四半期に出荷されたスマートスピーカーの半数以上をAmazonとGoogleの製品が占めていることから、スマートスピーカー市場における2社の圧倒的な支持率がわかります。しかし、前年同期比では出荷台数自体は増えているものの、出荷台数シェアは5%以上落としていることから、他ブランドのスマートスピーカーが勢いを増していることもわかります。
AmazonとGoogleの2強以下は、Baidu(出荷台数:590万台、出荷台数シェア:10.6%)、Alibaba(出荷台数:550万台、出荷台数シェア:9.8%)、Xiaomi(出荷台数:470万台、出荷台数シェア:8.4%)、Apple(出荷台数:260万台、出荷台数シェア:4.7%)の順に続きます。
Appleは前年比で65%もHomePodの出荷台数を伸ばしていますが、ライバルとなる中国企業はそれぞれ前年比でBaiduは171%、Alibabaは94%、Xiaomiは167%とさらに大きく出荷台数を増やしているため、スマートスピーカー市場における立ち位置は6番手に留まっています。

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なお、新型コロナウイルスの流行により、需要と供給に短期的な影響が出るとStrategy Analyticsは指摘していますが、それでも「2020年のスマートスピーカーの販売台数は記録的なものになる」と、スマートスピーカー市場のさらなる成長を予想しています。

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