iPhoneの背面カメラにレーザー式の3Dスキャナーが搭載される可能性、AR機能の強化が目的か

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2019年後半にAppleから発売されると目される新型iPhoneについてさまざまな新機能が予想される中、Bloombergが関係者筋からの証言として「Appleは将来的にiPhoneへレーザーを使った3Dスキャナーを背面に搭載し、AR機能を強化する計画にある」ことを報じています。報道によると、この3DスキャナーはFace ID用に使われている既存のものよりも広い範囲までスキャンできることから、拡張現実(AR)機能の強化などに応用される可能性があるとのことです。
New Iphone, Ipad in 2019 and 2020: What to Expect from Apple - Bloomberg
https://www.bloomberg.com/news/articles/2019-01-30/apple-is-said-to-prep-new-3-d-camera-for-2020-iphones-in-ar-push
新型iPhoneについてはまだ正式な発表はないものの、2019年に発売されるモデルには既に「トリプルカメラの搭載」「新型Face IDカメラの搭載」「アンテナの進化」「5G通信への対応は見送り」など、さまざまなウワサがささやかれています。
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Bloombergは、2020年に発売されるであろうiPhoneでは5G通信に対応すると同時に、レーザー投影式の3Dスキャナーを背面に搭載するだろうと、関係者の証言から予測しています。3Dスキャナー自体はiPhoneには既に導入済み。iPhone XSやiPhone XRなどFace ID対応端末のディスプレイに埋め込まれたTrueDepthカメラには赤外線ドットプロジェクターが搭載されていて、ユーザーの顔面に向けておよそ3万本の赤外線ビームを照射し、顔のスキャンを行います。TrueDepthカメラのスキャン距離はおよそ25~50cmとされています。

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しかし、報道にある3Dスキャナーはおよそ15フィート(約4.5メートル)の距離までスキャンできるとのことで、「レーザー投影型の3Dスキャナーはより広い範囲を高い精度でスキャンでき、より正確な深度認識が可能になるため、iPhoneのAR機能が強化される」とBloombergと予想しています。

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さらに、遠くにある対象物の遠近も検出できることから、ポートレートモードの写真にも役立つだろうとも予想しています。関係者はBloombergの取材に対して「Appleは新しいシステムに用いるセンサーのテストについて、ソニーと協議している」と語ったそうです。

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レーザーを用いた3Dスキャンシステムについては、iPhone関連の予測でおなじみのミンチー・クオ氏が「2019年内に発表されるであろう新型iPadにまず搭載され、2020年にはiPhoneにも導入される」と予測済み。今回の報道によって、クオ氏の予測がさらに真実味を帯びたといえます。
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iPhoneは依然としてAppleの大きな収入源となっていますが、1年の中でも特に大きな売上が見込めるホリデーシーズンの収益を含む2019年度第1四半期の決算報告で、iPhoneの売上が15%もダウンしたことが明らかになり、AppleがiPhoneの販売価格の見直しを検討していることも報じられています。
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Bloombergは「高性能なカメラを搭載した新モデルの登場によってiPhoneの買い換えが促進し、Appleの成長が再燃する可能性を考えると、2019年以降に登場するiPhoneはAppleにとって最も重要な製品になる」と述べています。

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