YouTubeが危険な「目隠しチャレンジ」などを取り締まるためにコミュニティガイドラインを強化

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by BRICK 101
YouTubeでは多くのYouTuberが視聴者の興味を引きつけるため、日々さまざまな企画やチャレンジを実行してムービーを投稿しています。その内容が、視聴者の注目を集めるために過激化する傾向にあるため、YouTubeが危険なチャレンジを取り締まるためにコミュニティガイドラインを強化しました。
FAQ: Dangerous Challenges and Pranks Enforcement Update - YouTube ヘルプ
https://support.google.com/youtube/thread/1063345
YouTube bans dangerous pranks following Bird Box, Tide Pod challenges - The Verge
https://www.theverge.com/2019/1/15/18184382/bird-box-challenge-youtube-policies-tide-pods-thumbnails-external-links
多くのYouTuberがしのぎを削っている現状では、新しくチャンネルを開設してもなかなか視聴数が伸びずに悩むYouTuberも少なくありません。どうにかして注目を集めようと過激な手段に出るYouTuberもおり、過去には「百科事典を胸に仕込んだ状態なら銃で撃たれても大丈夫」というムービーを撮影しようとしたカップルの女性が、相手の男性をうっかり射殺してしまうという事件も発生しています。
最近では「カラフルな液体洗剤がカプセルに入った『Tide Pods』を食べてみる」といった内容の「Tide Podチャレンジ」がティーンエイジャーの間で流行し、専門家が警鐘を鳴らすといった事態も起きていました。
洗剤を食べる「Tide Podチャレンジ」が少年少女の間で大流行、専門家が警鐘を鳴らす - GIGAZINE

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また、人類の滅亡が迫る世界で「目隠しをしたまま」命がけの逃避行を行うというNetflixムービー「バード・ボックス」に影響を受けて、目隠しをしたままさまざまなチャレンジを行うという内容の「バード・ボックスチャレンジ」といったジャンルも登場。多くのYouTuberたちが目隠しをしたまま外を歩いたり踊ったりと、危険を伴うチャレンジを行っているムービーがアップロードされています。

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そんな中でYouTubeは、利用者がコンテンツをアップロードする際に従うべきガイドラインを改訂し、新たなポリシーを追加しました。2019年1月15日に発表されたポリシーでは「危険ないたずら」を禁止するという項目の中で、バード・ボックスチャレンジやTide Podsチャレンジといった危険を伴うジャンルを禁止すると述べられています。
「多くのチャレンジやいたずらムービーがYouTubeで人気を集めていますが、私たちは面白いコンテンツが危険なものや有害なコンテンツに邪魔されないようにする必要があります」とYouTubeは主張し、重大なケガや危険性を含むいたずらを禁止すると述べています。禁止されたいたずらの中には、人の家にこっそり忍び込んだり、車から銃のおもちゃを持って身を乗り出して無差別乱射犯を装ったりといった、他人が危険を感じる種類のいたずらが含まれました。また、子どもに対して「親が育児放棄をした」「親が死んだ」と思い込ませるような、心に深刻なダメージを負わせるコンテンツも禁止されました。
さらに、ポルノや暴力的なサムネイルを使用したムービーについても、YouTubeはガイドライン違反とみなすと発表されています。中にはムービー本編とサムネイルが関係ない場合もありますが、視聴者を引きつけるために過激なサムネイルを使っただけでYouTubeから違反警告が届くようになっているとのこと。

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by Ryan McGuire
コミュニティガイドラインの違反警告を受けたチャンネルはすぐにBANされてしまうというわけではなく、90日間の猶予期間が与えられるとのこと。1回目の違反警告ではライブストリーミングが制限される可能性があり、1回目の違反警告から90日以内に2回目の違反警告を受けると、今度は2週間にわたって新たなコンテンツの投稿が禁止されます。そして90日間で3回目の違反警告を受けた場合、チャンネルがBANされるとYouTubeは説明しています。
なお、YouTubeはもしユーザーが「このコンテンツはガイドラインに違反していない」と思う場合は、YouTubeに対して違反警告を取り消すように訴え出ることが可能だと述べました。

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