Google Chromeに「不適切な広告」を排除する機能が搭載される予定、具体的にどういう広告がNGなのか?

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Googleは、ウェブブラウザのChromeに「不適切な広告をフィルタリングする機能」を搭載する予定だと発表しました。Chromeの広告フィルタリング機能は2018年2月から北アメリカとヨーロッパで適用されていましたが、2019年7月から全世界のChromeで広告のフィルタリングが可能になります。フィルタリング対象となる広告は、広告業界団体が定めたウェブ広告規格に基づくとのことです。
Chromium Blog: Building a Better World Wide Web
https://blog.chromium.org/2019/01/building-better-world-wide-web.html
2018年2月に、Googleは閲覧者の利便性を無視するような広告を表示させないように、一部の広告をフィルタリングする機能をChromeに搭載しました。この変更は北アメリカとヨーロッパのユーザーが対象でしたが、2019年7月からは、世界中のすべての国でこの広告フィルタリング機能が有効となるとのこと。
Googleがウェブの煩わしい広告を表示させないようにする変更をChromeに追加 - GIGAZINE

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一部地域で試験的に導入されていた広告フィルタリング機能が全世界で適用されるのは、Googleも参加する広告業界団体の「Coalition for Better Ads」が、独自のウェブ広告規格「The Better Ads Standards」を世界中すべての国と地域に拡大して適用することを2019年1月9日に発表したためです。
Coalition for Better Adsによると、さまざまな国や地域を対象に調査を行った結果、ウェブ広告に対する優先度は国境を越えて消費者の嗜好が強く一致することがわかったそうです。そのため、消費者に広告ブロッカーの導入を促す可能性の高いような広告を積極的に排除する動きを全世界に展開していくとのこと。
広告についての調査結果はCoalition for Better Adsのサイト内で報告されているほか、Googleが以下のムービーでまとめています。
Introduction to the Ad Experience Report - YouTube

広告ブロッキングの拡張機能であるAdblockのユーザーのうち69%がウェブ広告にいらついていることが調査でわかっています。一部の迷惑な広告のために、広告ビジネスが成り立たなくなってしまう恐れもあるとGoogleは述べています。

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そこで、Coalition for Better Adsは広告を「PC向け」「モバイル向け」の2つに大別。それぞれを60種類以上に細かく分類した上で、消費者にとって広告エクスペリエンスが特に低いものを選別しました。

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The Better Ads Standardによって排除されるべき広告は全部で12種類が定められています。そのうち、PC向けのウェブ広告は「ポップアップする広告」「音声つきのムービーを自動再生する広告」「画面を覆い隠してカウントダウンをしながら一定時間強制表示される広告」「画面をスクロールしても表示され続ける広告」の4種類。

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スマートフォン版のウェブ広告は「ポップアップ広告」「画面を覆い隠す広告」「広告密度が30%を超える広告」「アニメーションで点滅する広告」「音声つきムービーを自動再生する広告」「カウントダウンをしながら一定時間強制表示される広告」「全画面スクロール広告」「画面をスクロールしても表示され続ける広告」の8種類がフィルタリング対象となります。

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World Federation of Advertisers(世界広告主協会)のCEOであるStephan Loerke氏は「消費者に広告ブロッカーの導入を促すような広告エクスペリエンスを回避するための措置を講じることによって、ブランドはマーケティング計画で消費者に対応します」と語っています。事実、Coalition for Better Adsによれば、北アメリカとヨーロッパでは2017年から2018年にかけてThe Better Ads Standardsをビジネス慣行に取り入れているとのこと。
Coalition for Better Adsの参加企業であり、収益の90%以上を広告ビジネスでまかなっているGoogleがChromeへ積極的に広告フィルタリング機能を取り入れているのは「ユーザーに不便を強いるような広告のサポートをやめ、広告がウェブエクスペリエンスの中心にあることを再確認するためだ」と、技術系メディアのThurrottは指摘しています。

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by Tati Tata
Googleは「私たちの最終的な目標は広告を絞り込むことではなく、すべての人にとってより良いウェブを構築することです。ChromeへのThe Better Ads Standardsの適用によって、アメリカ・カナダ・ヨーロッパのウェブサイト所有者が自分のサイトの広告エクスペリエンスを向上させ、ユーザーにメリットをもたらしました。2019年1月1日時点で、The Better Ads Standardsに準拠していなかったパブリッシャーの3分の2が準拠しています」と、Chromeの広告フィルタリング機能の効果を確信するコメントを出していました。

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