iPhone基本の「き」 第627回 「メモ」の用途がさらに広がる新機能4つ - iOS 18の新機能

多くの人が愛用するiOSの純正アプリ「メモ」。iOS 18でもさまざまなアップデートが追加されました。メモは単に書き込むだけでなく、後から活用しやすい形にしておくことで、情報の価値が高まります。今回追加された新機能は、その点でも大いに役立ってくれることが期待できます。
○見出しで折りたたみ、長文もコンパクトに表示

「メモ」ではテキストを行単位で「見出し」や「小見出し」に設定することができます。iOS 18では、この見出し・小見出しに続く本文を折りたたんで隠すことができるようになりました。見出し・小見出しを複数設けた長文をコンパクトに表示したい場合に便利です。

見出し・小見出しで折りたたむには、行の先頭にある折りたたみアイコンをタップします。

○行を見出しにする方法

特定の行を見出しにしするには「フォーマット」機能を使います。フォーマットはキーボード上部の[あぁ]から開きます。

○録音も同時に保存

大事な話を録音しながらメモも取りたい場合、新たに「メモ」で直接録音・保存できるようになりました。録音を開始するには、キーボードの上にあるクリップのアイコンから録音画面を開きます。録音された音声は、いつでも「メモ」上で再生できます。

○5色のカラーでハイライトを追加

フォーマット機能では、テキストの一部をカラーでハイライトできるようになりました。太字や斜体を設定するのと同様に、マーカーを引くような感覚で5色のハイライトが可能です。

○数式を入力すると自動で計算

メモに数式を書くだけで計算を実行できるようになりました。式の中にある数字を変えると、解答も変わります。メモ用紙のようにちょっとした計算を書き留めておくのに最適です。

笠井美史乃 かさいよしの アプリ、サービス、マーケティングなど、IT・ビジネス分野で取材・執筆・編集を行う。マイナビニュースでは2013年開始の連載「iPhone 基本の『き』」をはじめ、iPhone・iPad・Apple WatchなどAppleデバイスのハウツーやレビューを担当。雑誌「Web Designing」「Mac Fan」、その他企業オウンドメディアなどで執筆中。 この著者の記事一覧はこちら

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