充電器&バッテリーだけじゃない! Anker、ワイヤレスイヤホンや監視カメラで存在感
周辺機器メーカーのAnker(アンカー・ジャパン)が、新製品発表イベント「Anker Power Conference 2024 Fall」を10月3日に開催した。発表会では、意外にも主力のUSB充電器やモバイルバッテリーの新製品にはほぼ触れず、オーディオブランド「Soundcore」のワイヤレスイヤホン&ヘッドホン、電源の配線が不要な屋外用セキュリティカメラ「Eufy」、分離合体型のロボット掃除機「Eufy Robot Vacuum 3-in-1 E20」を前面にアピール。定評のあるバッテリー技術を生かしつつ、独自の工夫を盛り込んだ高性能デジタル家電のメーカーとして存在感が高まった。
「Soundcore」シリーズのワイヤレスオーディオは4製品を投入
アンカー・ジャパン代表の猿渡歩氏によると、2024年7月にSoundcoreシリーズの完全ワイヤレスイヤホンが月間の販売台数で1位を獲得したという。完全ワイヤレスイヤホンは、ここ数年アップルのAirPodsシリーズが圧倒的な強さを見せるなか、単月ながらAirPods超えを達成し、性能の高さとブランド力が幅広い層に評価されたことは注目できる。Soundcoreシリーズを幅広い層に訴求すべく、新たにワイヤレスイヤホン&ヘッドホン4製品を投入する。
その1つが、最近トレンドになっているイヤーカフ型の「Soundcore C40i」(12,990円)。片耳あたりの重さはわずか5.8gと超軽量ながら、イヤホン単体で最大7時間の再生が可能。大型ドライバーを搭載し、迫力のある低音も楽しめるようにした。
昨今売れ筋のオープンイヤー型は「Soundcore AeroFit 2」(16,990円)を新たに投入する。スピーカーの角度を4段階で調整できる機構を備え、メガネに干渉しづらくした。バッテリー再生時間はイヤホン単体で最大10時間と長く、約10分間の充電で最大4時間再生できる短時間充電も備える。
完全ワイヤレスイヤホンは、音質とノイズキャンセリング性能を高めた最上位モデル「Soundcore Liberty 4 Pro」(19,990円)を投入する。充電ケースに表示パネルとタッチ式センサーを搭載し、1%刻みでバッテリー残量が確認できるほか、Soundcoreアプリを介さずにノイズキャンセリングや外音取り込みの強度の調整ができる。バッテリー再生時間はイヤホン単体で最大10時間で、わずか5分の充電で4時間の音楽再生ができる短時間充電も備えた。
ノイズキャンセリング性能をさらに高めたワイヤレスヘッドホンの最上位モデル「Soundcore Space One Pro」(26,990円)も投入する。左右のイヤーパッドを重ねてコンパクトに折りたたむ機構を備え、コンパクトにして持ち運べるようにした(ケースは別売)。バッテリー再生時間は最大40時間(ノイズキャンセリング有効時)。
バッテリー&ソーラー内蔵で配線不要のセキュリティカメラ
オーディオ製品とともに次世代の柱と位置づけているのが、ネットワーク接続型の屋外設置用セキュリティカメラ。今回発表した2製品は、どちらも本体にソーラーパネルとバッテリーを搭載し、充電や配線不要で手軽に取り付けられ防犯対策ができるようにした。
注目できるのが、AIを用いた顔認識技術を備え、事前に登録した家族以外の人物を検知する機能を備えた屋内用機器「HomeBase S380」もあわせて投入すること。Eufyシリーズのセキュリティカメラと組み合わせれば、家族以外の不審な人物を検出した場合にスマホにアラートを送信しつつ映像を自動で保存するほか、その人物が含まれる過去の動画をワンタッチで絞り込んで一覧表示する機能も備えた。撮影データはクラウドを利用せずすべてローカルで処理するので、外部へデータが出ずセキュリティ面で安心できるほか、月額料金も不要で利用できる。
今回発表したカメラ製品の1つが、カメラ2台とHomeBase S380がセットになった「Eufy eufyCam S330 2-Cam Kit」(49,990円)。カメラに13400mAhのバッテリーを内蔵し、1日あたり約2時間ソーラーパネルで発電できれば充電不要で使い続けられる。標準でHomeBase S380が付属するので、AIを用いた人物検知機能が利用できる。
もう1つが、AIによるトラッキング機能と8倍ズームに対応したパン&チルト対応のデュアルカメラを備えた「Eufy SoloCam S340」(24,990円)。カメラは水平方向に360度、水平方向に70度動き、人物を見つけると自動で追従するAIモーショントラッキングを搭載する。カメラは広角カメラと8倍ズームの望遠カメラの2つ。HomeBase S380は別売となる。
驚きの1台3役、分離合体型ロボット掃除機がやってくる
まだ開発中ながらヒットの予感がヒシヒシと伝わったのが、異色の分離合体型ロボット掃除機「Eufy Robot Vacuum 3-in-1 E20」。バッテリーを搭載したメインの吸引ユニットをさまざまなアタッチメントに装着することで、ロボット掃除機、スティック掃除機、ハンディ掃除機の1台3役で使える。充電ステーションを兼ねた集塵ユニットも標準で付属し、ロボット掃除機の状態にしていれば充電やゴミ捨ても自動でこなしてくれる。2025年春発売予定で価格は未定。
主力のUSB充電器やバッテリー関連の新製品も多く展示。ポータブル電源は、熱心なファンの多いスノーピークとのコラボ商品を投入する。
「Soundcore」シリーズのワイヤレスオーディオは4製品を投入
アンカー・ジャパン代表の猿渡歩氏によると、2024年7月にSoundcoreシリーズの完全ワイヤレスイヤホンが月間の販売台数で1位を獲得したという。完全ワイヤレスイヤホンは、ここ数年アップルのAirPodsシリーズが圧倒的な強さを見せるなか、単月ながらAirPods超えを達成し、性能の高さとブランド力が幅広い層に評価されたことは注目できる。Soundcoreシリーズを幅広い層に訴求すべく、新たにワイヤレスイヤホン&ヘッドホン4製品を投入する。
その1つが、最近トレンドになっているイヤーカフ型の「Soundcore C40i」(12,990円)。片耳あたりの重さはわずか5.8gと超軽量ながら、イヤホン単体で最大7時間の再生が可能。大型ドライバーを搭載し、迫力のある低音も楽しめるようにした。
昨今売れ筋のオープンイヤー型は「Soundcore AeroFit 2」(16,990円)を新たに投入する。スピーカーの角度を4段階で調整できる機構を備え、メガネに干渉しづらくした。バッテリー再生時間はイヤホン単体で最大10時間と長く、約10分間の充電で最大4時間再生できる短時間充電も備える。
完全ワイヤレスイヤホンは、音質とノイズキャンセリング性能を高めた最上位モデル「Soundcore Liberty 4 Pro」(19,990円)を投入する。充電ケースに表示パネルとタッチ式センサーを搭載し、1%刻みでバッテリー残量が確認できるほか、Soundcoreアプリを介さずにノイズキャンセリングや外音取り込みの強度の調整ができる。バッテリー再生時間はイヤホン単体で最大10時間で、わずか5分の充電で4時間の音楽再生ができる短時間充電も備えた。
ノイズキャンセリング性能をさらに高めたワイヤレスヘッドホンの最上位モデル「Soundcore Space One Pro」(26,990円)も投入する。左右のイヤーパッドを重ねてコンパクトに折りたたむ機構を備え、コンパクトにして持ち運べるようにした(ケースは別売)。バッテリー再生時間は最大40時間(ノイズキャンセリング有効時)。
バッテリー&ソーラー内蔵で配線不要のセキュリティカメラ
オーディオ製品とともに次世代の柱と位置づけているのが、ネットワーク接続型の屋外設置用セキュリティカメラ。今回発表した2製品は、どちらも本体にソーラーパネルとバッテリーを搭載し、充電や配線不要で手軽に取り付けられ防犯対策ができるようにした。
注目できるのが、AIを用いた顔認識技術を備え、事前に登録した家族以外の人物を検知する機能を備えた屋内用機器「HomeBase S380」もあわせて投入すること。Eufyシリーズのセキュリティカメラと組み合わせれば、家族以外の不審な人物を検出した場合にスマホにアラートを送信しつつ映像を自動で保存するほか、その人物が含まれる過去の動画をワンタッチで絞り込んで一覧表示する機能も備えた。撮影データはクラウドを利用せずすべてローカルで処理するので、外部へデータが出ずセキュリティ面で安心できるほか、月額料金も不要で利用できる。
今回発表したカメラ製品の1つが、カメラ2台とHomeBase S380がセットになった「Eufy eufyCam S330 2-Cam Kit」(49,990円)。カメラに13400mAhのバッテリーを内蔵し、1日あたり約2時間ソーラーパネルで発電できれば充電不要で使い続けられる。標準でHomeBase S380が付属するので、AIを用いた人物検知機能が利用できる。
もう1つが、AIによるトラッキング機能と8倍ズームに対応したパン&チルト対応のデュアルカメラを備えた「Eufy SoloCam S340」(24,990円)。カメラは水平方向に360度、水平方向に70度動き、人物を見つけると自動で追従するAIモーショントラッキングを搭載する。カメラは広角カメラと8倍ズームの望遠カメラの2つ。HomeBase S380は別売となる。
驚きの1台3役、分離合体型ロボット掃除機がやってくる
まだ開発中ながらヒットの予感がヒシヒシと伝わったのが、異色の分離合体型ロボット掃除機「Eufy Robot Vacuum 3-in-1 E20」。バッテリーを搭載したメインの吸引ユニットをさまざまなアタッチメントに装着することで、ロボット掃除機、スティック掃除機、ハンディ掃除機の1台3役で使える。充電ステーションを兼ねた集塵ユニットも標準で付属し、ロボット掃除機の状態にしていれば充電やゴミ捨ても自動でこなしてくれる。2025年春発売予定で価格は未定。
主力のUSB充電器やバッテリー関連の新製品も多く展示。ポータブル電源は、熱心なファンの多いスノーピークとのコラボ商品を投入する。
10/03 21:20
マイナビニュース