ファーウェイ、新スマートウォッチ「GT 5/GT 5 Pro」投入! より高精度に健康モニタリングするTruSense搭載

2024年8月28日に中国の東莞(ドンガン)でグローバル発表された、健康とフィットネス技術の新ブランド「HUAWEI TruSense」。この新しいシステムが搭載されたファーウェイのスマートウォッチが10月9日から発売されます。

ファーウェイ・ジャパンによるメディアツアーで現地を訪れていた筆者は、「TruSense」の発表会と共に、この新しいスマートウォッチの説明会にも参加しました。いったいどのようなスマートウォッチなのかご紹介します。
○ファッショナブルなGTシリーズの最新モデルが登場

ファーウェイはウェアラブル領域で5つの製品シリーズを展開しています。その最高峰のモデルが「WATCH Ultimate」シリーズ。その次が「WATCH GT」シリーズで、ロングバッテリーでファッショナブルな製品を2018年から発売しています。

それらの製品シリーズから今回、新モデルの「WATCH GT 5」と「WATCH GT 5 Pro」、新カラーの「WATCH Ultimate」が登場します。

取材協力:ファーウェイ・ジャパン
○アップグレードされた機能と高級感のあるデザインが魅力の「GT 5 Pro」

今回、登場する新モデルの中で注目は「GT 5 Pro」。機能が全面的にアップグレードされ、ハイエンド素材による美しいデザインとなっています。

まずディスプレイはサファイヤガラスで傷が付きにくく、46mmはチタニウムのケース、42mmはセラミックのケースとなり、強度と耐久性がアップしました。ボディ全体がナノ防水塗装されており、5ATMと新たにIP69K認証の防水機能を搭載。40mまでのフリーダイビングに対応しています。

ベルト部分の機能性も向上し、バックルがキレイに収まる「隠しバタフライバックル」を採用。着用感が快適になると共に、「EasyFitベルト」がアップデートし、ボタンを押すだけで簡単にベルト交換ができるようになりました。

○ゴルフ機能がアップグレードされてグローバルのゴルフマップに対応

「GT 5 Pro」はゴルフ機能においても注目です。ゴルフ機能の搭載は前モデルの「GT 4」からで、国内2200ヵ所以上のゴルフ場データに対応しました。それが「GT 5 Pro」や「Ultimate」ではグローバルのゴルフマップにも対応。約1万5,000のゴルフコースの全体図を3D表示し、グリーンの方向や距離、池やバンカーまでの距離、グリーンの傾斜などもウォッチ画面で確認できるようになっています。

メディアツアーではゴルフ機能のレビューのため実際にゴルフ場に行き、ゴルファーのプレイを見ながら機能を確認することができました。

○ワークアウトモードが進化したGT 5シリーズ

ワークアウトモードの変化としては、「GT 5 Pro」と「GT 5」は、初めてワークアウトモード時のフルカラーマップ表示に対応しました。ランニングやトレイル、サイクリングなど、様々なワークアウトで利用できます。画面がはっきりと確認でき、クラウンを回転することでマップの拡大、縮小が可能。グローバル対応の等高線マップを表示できるようにもなりました。

ランニングでは着地の左右バランス、接地時間、垂直振動などを検知してフォームを測定。パフォーマンスをアップするためのアドバイスをしてくれます。

また健康管理のモニタリング機能が「HUAWEI TruSense」システムにアップグレードされたことで、心拍数や血中酸素レベル、呼吸数などの測定精度が向上。新機能としてメンタルヘルスケアが追加されました。今、どういう気持ちなのかモニタリングでき、睡眠やスポーツなどに関するアドバイスを提示してくれます。

このほか、ウォッチ画面のスクリーンショットを撮れるようになりました。これはファーウェイ初の機能。ワークアウトの記録などを手軽にシェアできるので、より楽しくウォッチが使えそうです。

バッテリーは通常使用で、「GT 5 Pro」の46mmが約14日間、42mmが約7日間。「GT 5」は46mmが約14日間、41mmが約7日間になります。

○ゴルフ機能に特化したグリーンカラーの「Ultimate」が登場

ファーウェイのウェアラブル領域で最高峰の「Ultimate」。特徴としてはボディに超高硬度のジルコニウムを採用し、ディスプレイはサファイヤガラス。100mのダイビングに対応した世界で唯一のスマートウォッチになります。

新しい「Ultimate」グリーンはゴルフ機能に特化し、文字盤に自分のハイスコアを表示させたり、文字盤の外枠に前試合の18ホールスコアを表示できます。

「GT 5 Pro」に搭載されたゴルフ機能に加えて、「Ultimate」では独自の機能として、傾斜によるグリーンまでの距離を調整して表示する傾斜補正が利用でき、一打前のショットの距離をリアルタイムで表示できます。コースの地形や距離などによって、使うべきおすすめのクラブをキャディさんのように提案することも。これらの新機能はブルーやブラックも同時にアップグレードされます。

そのほか、「GT 5」シリーズと同様に、ワークアウトモード中のマップ表示がフルカラーになります。バッテリーは通常使用で約14日間、ワイヤレス急速充電により約60分で充電完了。10月9日にこれらの魅力的なスマートウォッチが販売開始になります。ぜひ注目してみてください。

綿谷禎子 わたたにさちこ 情報誌の編集部から編集プロダクションを経てフリーランスのライターに。現在は小学館発行のビジネス情報誌「DIME」を中心に、企業のオウンドメディアや情報サイトなどで幅広く執筆。生活情報サイト「All About」のガイドも務める。自称、キャッシュレスクイーン。スマホ決済や電子マネー、クレジットカード、ポイント、通信費節約などのジャンルのほか、趣味の文具や手帳の記事も手がける。 この著者の記事一覧はこちら

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