Google、「Pixel 8a」を5月14日に発売 - Tensor G3搭載・120Hz対応で約7万円

Googleは5月8日、Androidスマートフォン「Google Pixel 8a」を発表した。Google ストアで販売されるSIMフリーモデルの価格は72,600円。5月14日に発売する。

Pixelスマートフォンのうち、価格を抑えながら上位機種に迫る体験を提供してきたAシリーズの新機種。Pixel 7a(2023年5月発売)の後継機で、Pixel 8やPixel 8 Pro(2023年10月発売)の廉価版にあたる。

上位機種と同じ独自SoC「Tensor G3」を搭載し、メモリは8GB。日本で販売されるモデルのストレージは128GB。なお、米国では256GBモデルも選択できる。

画面サイズは6.1インチ(20:9)。Aシリーズ初のリフレッシュレート120Hzに対応し、最大輝度もPixel 8と同等の1,400ニト(HDR輝度)/2,000ニト(ピーク輝度)に引き上げられた。

約6.400万画素 F1.89(広角)+約1,300万画素F2.2(超広角)のデュアルカメラを備え、インカメラは約1,300万画素F2.2。望遠カメラは搭載されないが、最大8倍の超解像度ズーム機能を利用できる。

複数枚から1人ずつベストな表情を組み合わせて理想の集合写真を作れる「ベストテイク」、高度な補正や被写体の移動なども可能な「編集マジック」、動画から風切り音や人混みの騒音などを抽出して消せる「音声消しゴムマジック」など、Pixel 8と同様のAI機能を利用できる。カメラ周りに限らず、Geminiや「かこって検索」も変わらず使える。

OSのアップグレードとセキュリティアップデートは発売から7年間サポートされる。また、Google One特典としての提供が終了することになったVPNサービスについても、Pixel 7以降の各機種と同様に無料で使い続けられる。

カラーバリエーションはObsidian、Porcelain、Bay、Aloeの4色。このうち、Aloeは数量限定色とされている。外装はアルミニウム製フレームとマット仕上げの樹脂製バックカバーを組み合わせたもので、IP67準拠の防塵・防水性能を備える。ディスプレイのカバーガラスはCorning Gorilla Glass 3を採用する。

Pixel 8aの主な仕様は以下のとおり。なお、対応バンドなど一部の項目は日本向けモデル(G576D)の内容とする。

OS:Android 14(OSアップデート、セキュリティパッチ、Feature Dropsは7年間提供)

SoC:Google Tensor G3

メモリ(RAM):8GB(LPDDR5X)

ストレージ(ROM):128GB(UFS3.1)

ディスプレイ:6.1インチ 2,400×1,080(20:9)有機EL

アウトカメラ:約6.400万画素(1/1.73型センサー)F1.89(広角)+約1,300万画素F2.2(超広角)

インカメラ:約1,300万画素 F2.2

対応バンド(4G):1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/21/28/38/39/40/41/42/66

対応バンド(5G):n1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n20/n28/n38/n40/n41/n66/n77/n78/n79

Wi-Fi:Wi-Fi 6E(6GHz対応)

Bluetooth:5.3

バッテリー:4,492mAh

外部端子:USB Type-C

防水/防塵:IPX7/IP6X

生体認証:指紋認証(画面内)、顔認証

その他の機能:ワイヤレス充電、eSIM、FeliCa対応

サイズ:約152.1×72.7×8.9mm

重量:約188g

カラー:Obsidian、Porcelain、Bay、Aloe(数量限定色)

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