iPhoneのアラームアプリは2つある、ってホント? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ

iPhoneに標準装備のアラームアプリはありませんが、時計アプリのアラーム機能がアラームアプリと考えても間違いとはいえません。複数のアラームを登録しておけますし、止めてもしばらくすると再び鳴りだすスヌーズ機能も用意されているなど、機能は充実しています。

そしてiPhoneには、もう1つアラーム機能が用意されています。ヘルスケアアプリの「睡眠スケジュール」と連携するよう設計された特別なアラームで、心地よい睡眠に主眼を置いたデザインが特長です。

睡眠スケジュールには、時計アプリのアラームにないサウンドが用意されています。「早起き」や「夜明け」、「鳥の鳴き声」など9種類用意されたサウンドは、いずれも優しく爽やかで、1日の始まりを気分よく迎えることができそうです。ヒーリングミュージックとでも呼べばいいのか、刺激的な音色が大部分を占める時計アプリのアラームとはかなり異なる印象を受けます。

アラームは時計アプリと完全に分けて管理されるため、起床にあわせた時刻を登録し直す必要があります。ヘルスケアアプリで「ブラウズ」→「睡眠」の順に画面を開き、「睡眠スケジュール」をタップしましょう。現れた画面で「睡眠スケジュール」スイッチをオンにすれば、睡眠スケジュールを登録できるようになります。

なお、ヘルスケアアプリの睡眠スケジュールにもスヌーズ機能と触覚(バイブレーション)機能があるものの、音楽再生/停止機能はありません。アラーム代わりの音楽を自分で選びたければ、時計アプリのアラーム機能を利用しましょう。