セイコー「プレザージュ」、日本の伝統的な“用の美”を表現した「クラシックシリーズ」

セイコーウオッチは、機械式腕時計「プレザージュ」ブランドの新シリーズ「クラシックシリーズ」を6月8日に発売する。希望小売価格は132,000円~154,000円。

日本の伝統的な工芸品や衣服など日常を彩るものに用いられた色彩や素材、質感などの「用の美」に着想を得て、そのしなやかさを表現したという新シリーズ。

デュアルカーブガラスを採用し柔らかな曲面で構成されたケース、1970年代の腕時計をイメージしながら着け心地を追求した優美な多列ブレスレットなど、クラシックなデザインをまとう。

デイト表示付き3針モデルのダイヤルは絹をイメージした質感で、繊維そのものの色を表現した「素色」(しろいろ)、江戸時代に流行した深みのある緑褐色の「仙斎茶」(せんさいちゃ)、淡い柿色の「洗柿」(あらいがき)の3色を用意する。

さらに、テンプの動きが小窓から見えるオープンハートのモデルもあり、そちらのダイヤルは放射状のパターンを採用する。オープンハートモデルは「素色」と「墨色」の2色展開となる。

3針のSARX121(素色)、SARX123(仙斎茶)、SARX125(洗柿)は132,000円。オープンハートのSARJ007(素色)、SARJ009(墨色)は154,000円。

ケースサイズは外径40.2mm×厚さ13.0mm、防水性能は10気圧。ケース・ブレスレットはダイヤシールドを施したステンレススチール製で、デュアルカーブサファイアガラスには内面無反射コーティングを施す。

ムーブメントは、自動巻きの6R55(3針モデル)および6R5J(オープンハートモデル)を搭載する。精度は日差+25秒~-15秒、パワーリザーブは約72時間。24石で、振動数は21,600振動/時。

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