ハラミちゃん、カシオの電子ピアノでスペシャルライブ -「デザインとタッチ感がすごい、ピアノが楽しい」

ポップスピアニストのハラミちゃんが、「島村楽器 × CASIO #部屋活ピアノ POP UP イベント ~幕張豊砂駅開業1周年記念LIVE~」にゲスト出演。会場は千葉県の「イオンモール幕張新都心 グランドモール」です。イベントの様子や、ハラミちゃんと島村楽器に聞いたピアノ事情を紹介します。
○部屋のインテリアに溶け込むデザイン

今回は「音楽がある豊かで楽しいライフスタイル」を提案するカシオのウェブメディア「部屋活ピアノ」のイベントで、幕張豊砂駅の開業1周年を記念して開催されたものです。ステージにはソファやテーブルを置いて自宅のような空間を再現し、リラックスした雰囲気で進みました。

2019年からYoutubeなどで活動を開始したハラミちゃん。現在はYotubeのチャンネル登録者数が223万人(執筆時)を数えます。2023年には47都道府県を巡るピアノツアーを実施し、活動5周年となる2024年は5つのコンセプトで全国ツアーを開催したりと、「ピアノを身近な存在にする」を目標に活動中です。

ステージでは、ハラミちゃんのオリジナル楽曲「祈りのワルツ」、YOASOBIの大ヒット曲「アイドル」、会場のお客さん3人からのリクエストをもとにその場でメドレー曲を組み立てる即興演奏を披露しました。

ハラミちゃんが演奏に使った電子ピアノはカシオの「Privia PX-S7000」ですが、ステージ上には同じくカシオのキーボード「Casiotone CT-S1」も展示。ハラミちゃんはCasiotoneのイメージキャラクターも務めており、「普段使っているCT-S1はミニマルなデザインですが、とても良い音が出ます。PX-S7000は本格的なタッチで(アコースティック)ピアノを弾いているような感覚。強弱をしっかりと出せます。デザインもおしゃれですし、部屋に置きながら真剣に練習できる素敵なピアノだと思います」と、PX-S7000の魅力を語りました。
○老若男女に愛されるピアノ

イベント後の囲み取材では、「幕張豊砂駅の1周年ということで、いろいろなお客さまがいらっしゃいました。ピアノも老若男女に愛されるものだと思うので、ぴったりのイベントだと思いました」とコメント。部屋の一部が切り取られたようなセットについては、「お店にいるのに部屋の中にいるようでおもしろかった!」と続けました。

改めて「PX-S7000」の魅力については、色使い、細部まで作り込んだデザインを紹介。

「観葉植物にも合うような黄色の色味が部屋になじみます。アコースティックピアノの鍵盤タッチに近くて、自分が欲しい音、欲しい強弱がしっかり返ってきます。デザインがオシャレで機能がしっかりしていて、音もキラキラして。初心者にも、ちょっとグレードアップしたい人にもオススメです」(ハラミちゃん)

2023年、ハラミちゃんが47都道府県を巡って各地の民謡を演奏してきた活動では、民謡独特の「こぶし(歌うときのゆらぎ、装飾的な節回し)」を表現するために音色を変えるなど、電子楽器特有の機能を生かしたそうです。そしてハラミちゃんといえば「即興のスペシャルメドレー」。これまでもイベントやSNSでファンを楽しませており、今回のイベントでも会場を盛り上げていました。

調やテイストの異なる曲をメドレーに組み替える技は聞いていて楽しいもの。ハラミちゃんによると、「自分の中にメジャー(長調)とマイナー(短調)のマッピング表があって、曲を聴くとそこに振り分けられます。けっこう論理的に組み立てていますよ(笑)」とのこと。基本的に最初に弾く曲を原曲キーで演奏し、あとは2曲目、3曲目を前の曲のキーに合わせたり、盛り上げるときは転調したり、いろいろな技術を詰め込んでいるそうです。

今回のイベントはショッピングモールで開催したこともあり、幅広い人たちが聞いていました。きっと、今日の演奏をきっかけに「ピアノをやってみたい!」と思った人もいるはず。そんな人に対して、ハラミちゃんがオススメするピアノの選び方や練習のコツを。

「ピアノは大きな楽器ですが、カシオの電子ピアノは奥行きが短くて比較的場所を取りません。部屋に置くのでインテリアになじむかどうかも大切。あと、ピアノのタッチがしっかりしているものを選んで欲しいですね。たとえばキーボードは鍵盤を押すとほぼ同じ音が出るのですが、アコースティックピアノは弾き方でニュアンスが変わります。そうした表現がしっかり音になるほうがいいと思います」(ハラミちゃん)

「練習についてですが、ピアノって弾いているときに指番号や音符の長さなどを考えながらだと意外と頭を使います。最初はあまりルールに縛られずに、指1本でメロディーを弾いてもいいと思うんです。まずは1曲弾けたという体験を味わっていただきたいなと。それができてから基礎をやっていけばいいので、まずは自由に憧れの曲から始めることが大切だと思います」(ハラミちゃん)

好きな曲から、指1本から――そう考えると、ピアノを始めるハードルがぐっと下がりますね!

また、今年の活動については「コンサート会場で待っているよ……というスタンスではなく、保育園でも老人ホームでも自分から皆さまに会いに行くスタンスは変えたくないですね。5周年ツアーでは学生向け、ファミリー向け、お酒が飲めるなど、5つのコンセプトで企画して、来てくれた方々の満足度を上げたいと思っています。ピアノのように、自分も老若男女に愛されるピアニストであり続けたいです」と、思いを語りました。
○電子ピアノは高いものが人気

イオンモール幕張新都心 グランドモールには島村楽器も出店していることから、イマドキの電子ピアノ事情を「島村楽器 イオンモール幕張新都心店」の平林さんに聞きました。

平林さんによると、コロナ禍の巣ごもり需要では手ごろな価格の楽器が人気でしたが、現在は高価でも良いものを求めるお客さんが多いそうです。

電子ピアノだけでなく配信機材なども、入門機よりもグレードアップしたものを買う人が増えており、「表現力を豊かにしたい」「もっと上手に演奏したい」という需要が大きくなっているとのこと。また中古楽器市場でも、ここ数年の新しい年代の楽器が売りに出され、それを元手にハイグレードのものに買い換える傾向に。コロナ禍をきっかけとして、楽器を手に取ってみたら楽しくてハマった人が多かったのかもしれませんね。

そうした中、指名買いされることが多いというPX-S7000。下調べして店舗に来て、楽器性能や色味を確認して購入する人が多いそうです。鍵盤のタッチや3本ペダルといったピアノとしての基本性能をしっかり備えたうえで、デザインが良いところが人気の理由となっています。

ピアノを購入する場合、レッスンを受けている先生に相談することも多いですが、「木製ピアノのようなタッチ感があって、楽器が鳴っているような立体的なスピーカーなら買っても大丈夫」というように、電子ピアノの特徴を分かったうえでオススメする先生も増えているそうです。筆者が子どものころは「難しい曲を弾きたいなら電子ピアノはダメ! できればグランドピアノ、最低でもアップライトピアノ」と言われたものですが、時代は変わりました。

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