Tweetbot開発者がMastodonアプリ公開、Twitterからの締め出しで開発加速

人気Twitterクライアント「Tweetbot」を開発してきたTapbotsがMastodon用アプリ「Ivory for Mastodon」(iPhone、iPad)のアーリーアクセス提供を開始した。Tweetbotと同様のサブスクリプション・モデルを採用しており、無料版は閲覧機能のみ。月額1.99または年額14.99ドルで、投稿やフォロー、お気に入りなど全ての機能を利用できるようになる。

イーロン・マスク氏がTwitterを買収してからMastodonを利用し始めるTwitterユーザーが増加し、TapbotsはMastodonクライアント「Ivory」の開発を進めていた。

今月19日にTwitterが公式Twitterアプリと同様の機能またはサービスを提供するサードパーティ製クライアントを禁じる「開発者契約およびポリシー」の変更を行ったことでTweetbotの提供が終了になり、Ivoryを求める声がさらに強まった。バージョン1.0で提供する予定だったいくつかの機能はまだ実装できていないが、テスト版として提供できるAppleのTestFlightの枠が限られることから、App Storeでのアーリーアクセス公開に踏み切った。より多くにIvoryを届け、フィードバックを活かして開発を加速させる。

Ivoryは、iPhoneでは画面下部にカスタマイズ可能なタブがあり、ボタンの長押しで、ブックマーク、お気に入り、統計、プロフィール、通知、リスト、検索など様々なタブに切り替えられる。iPadでは、ステージマネージャーやスプリットビューといったマルチタスク機能をサポートする。アプリのテーマ設定やアイコンの変更、アニメーションを活用した統計ページなどTweetbotを思わせる構造とレイアウトで、投稿にコンテンツ警告を追加する機能などMastodon特有の機能もサポートしている。現時点で機能は基本的なものに限られるが、ハッシュタグのフォロー、正規表現に対応したミュートフィルター、設定した特定の条件を満たす投稿を表示または非表示にするタイムラインフィルターなどパワーユーザー向けの機能も備える。

Ivoryのサイトに掲載されているロードマップによると、プロフィールや投稿の編集、ハッシュタグ機能の改善、インスタンス固有のカスタム絵文字のサポート、通知タブやナビゲーションバーの改善、ブースト投稿の重複への対応などから今後の機能追加や改善を進めていく。

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