Sonos、Atmos対応に進化した一体型サウンドバー「Sonos Beam(Gen 2)」

Sonos Japanは、横幅が約65cmのコンパクトボディを採用し、Dolby Atmosに対応する一体型サウンドバー「Sonos Beam(Gen 2)」を発表。価格は59,800円で、国内では2021年内に販売開始する。カラーはマット仕上げのブラックとホワイトの2色。

2018年に国内発売した初代「Sonos Beam」で搭載しているスピーカーユニットやコンパクトな本体サイズはそのままに、内蔵CPUによるソフトウェアの処理能力を強化し、新たにDolby Atmosに対応。立体感のあるサウンドを実現し、「飛行機が頭上を飛んでいるかのように、足音がすぐ傍を横切るかのように、楽曲が自分の周りで奏でられているかのように感じられる」としている。

中低音域を再生する楕円形のミッドウーファー4基、高音域用のセンターツイーター1基と、低音域を強化する3つのパッシブラジエーター、5つのクラスDデジタルアンプを搭載。Sonosのホームシアター製品のプロダクト・マネージャーであるScott Fink(スコット・フィンク)氏によると、第2世代のSonos Beamではコンパクトなサイズ感を優先したため、上向きスピーカーは内蔵していないものの、サイコ・アコースティック(音響心理学)を活かしたスピーカーアレイを使ってDolby Atmosの音の広がりを再現するという。

本体サイズは初代Sonos Beamとほぼ同じ651×100×69mm(幅×奥行き×高さ)。テレビ側の推奨サイズは特になく、32〜65V型まで幅広く使えるとのこと。前面にはポリカーボネート製のパンチンググリルを備え、質の良い音を生み出すだけでなく、インテリアにもなじむとしている。

HDMI 2.1対応のHDMI入力を背面に備え、eARC(Enhanced ARC)に新たに対応。ドルビーTrue HDやDolby Atmosなどの音声をHDMIケーブル1本で、eARC対応テレビからサウンドバーへ伝送できる。

また、本体にはIEEE 802.11b/g/n/acの無線LAN機能(2.4/5GHz対応)を内蔵し、Apple AirPlay 2をサポートする。Sonosのリアスピーカーやサブウーファーを組み合わせて、5GHzの無線LANで連携し、ワイヤレスでのサラウンド環境を構築することも可能だという。

Sonos Beam(Gen 2)を含む複数のSonosスピーカーで、2021年後半にAmazon Music HDをサポートし、最大48kHz/24bitのロスレスオーディオを再生できるようにすることも明らかにした。また、Dolby Atmos Musicにも対応し、きめ細かな音を再現。「従来のスタジオ録音の境界を超えて曲の中に入り込んだかのような体験が可能になる」としている。

なお、Scott氏によれば、Amazon Music HDの192kHz/24bit楽曲や、ソニーの立体音響技術「360 Reality Audio」で使われているMPEG-Hフォーマットには対応しないが、ストリーミングサービスで使われている技術は常にウォッチしており、今後の状況を見つつ考慮するとのこと。

このほか、Sonos Beam(Gen 2)は発売時にはDTSのサラウンド音声のデコードはできないが、2021年後半に対応することも予定している。

Sonosの次世代S2ソフトウェアプラットフォームを採用しており、最新のSonosアプリや、Amazon Alexaでの音声操作をサポート。遠距離対応マイクロホンアレイを搭載し、高度なビームフォーミングとマルチチャンネルのエコー除去により、音声操作をすばやく正確に起動できるとする。

本体の背面にはHDMI、Ethernet、電源端子を各1系統搭載。ほかにも、再生/一時停止や音量調節、マイクのミュートをタップして操作できる静電容量式の操作部や、スピーカーとマイクのステータスを表示するLEDを装備しており、LEDは部屋の明るさに合わせて照度を調節できる。本体セットアップのためのNFC機能や、テレビのリモコンから操作するための赤外線(IR)レシーバーも装備する。

テレビの前に置いたり、専用ウォールマウントを使って壁掛け設置可能。重さは2.8㎏。HDMIケーブルや、Sonos光オーディオアダプターが付属する。パッケージはプラスチックを廃し、プレミアムな非塗工クラフト紙や、97%再生可能な紙で出来たギフトボックスなど、サステナブルな包装を採用した。

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