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GWにオンライン帰省のススメ、最新スマートスピーカーのビデオ通話機能で

離れて暮らす家族や親戚と、思うように会えない日々が続いています。今はPCやスマートフォンがあればZoomなどのアプリを使って、顔を見て話すのもそう難しいことではありません。

でも中には筆者の両親のように、PCやスマホに苦手意識のある人もいます。そんな我が家で欠かせないものとなっているのが、音声で話しかけるだけでビデオ通話ができる、ディスプレイ&カメラ付きのスマートスピーカーです。

○電話感覚で使える! スマートスピーカーのビデオ通話

たとえば、LINEの「CLOVA Desk」では、スマホとの間でLINEビデオ通話ができます。LINEは利用者が多く、相手も使い慣れているのがメリット。またGoogleの「Nest Hub Max」でも、スマートフォンに「Google Duo」というアプリをインストールすれば、ビデオ通話ができるようになります。

Amazonの「Echo Show」シリーズでは、「Echo Show」同士または「Amazon Alexa」アプリをインストールしたスマホとの間でビデオ通話ができます。

利用するには事前に「Amazon Alexa」アプリで、相手の電話番号を「連絡先」に登録しておく必要がありますが、あとはかけたいときに話しかけるだけ。いちいちアプリを起動したりする手間がなく、簡単に通話を始められる点が両親にも喜ばれています。

さらに最近、一対一だけでなくグループでもビデオ通話ができるようになりました。両親に加えて兄弟や親戚をあらかじめグループとして登録しておけば、「アレクサ、(グループ名)に連絡して」のひと言で、家族みんなで顔を合わせることができます。
○設定には多少スキルが必要。もっと簡単になればいいのに……

Amazonのスマートスピーカーでグループ通話を利用するには、事前に連絡先からグループを作成するほか、参加する全員が「Amazon Alexa」アプリの「その他」→「設定」→「コミュニケーション」→「拡張機能」を「有効」に設定する必要があります。

ちなみに筆者宅では、この設定を両親にやってもらうための電話サポートに、1時間以上かかりました。どのスマートスピーカーにも言えることですが、こうした設定が、スマホなしにもっと簡単にできるようになって欲しいものです。

グループ通話は「Echo Show」シリーズ、または音声だけなら、カメラやディスプレイのない「Echo」シリーズでも参加できます。ただもしこれから、家族間のコミュニケーションを目的に購入するのなら、「Echo Show 10」をおすすめします。この最新のスマートスピーカーは、ディスプレイが10.1インチと大きく見やすい上に、扇風機のように350度首を振る機能が搭載されているからです。

○「Echo Show 10」の自動追尾機能に注目

「Echo Show 10」には、「アレクサ」と呼びかけるとセンサーが働いて、ディスプレイとカメラ、スピーカーが常に呼びかけた人の方を向くという、ほかにはない特徴が備わっています。

首を振るのでそれなりに場所はとるのですが、ビデオ通話中もカメラが常に自分を追いかけて、フレーム内にいい感じに収まるように自動調整してくれます。だから、ディスプレイの前にじっとしている必要がありません。

家事や子供の世話をしながらでもビデオ通話ができるので、まさに気心の知れた家族間のコミュニケーションにうってつけ。“おふくろの味”を教えてもらいながら料理をしたり、動き回る子供の元気な姿を見せるといった使い方もできます。

我が家では親と「Echo Show」同士でビデオ通話をしながら、スマートフォンの使い方をサポートすることがよくあるのですが、「カメラに画面を見せて」と言っても、母はなかなか上手くフレーム内に収められません。「Echo Show 10」なら、動きに合わせて首を振るだけでなく、カメラのズームも調整して人物をフレーム内に納めてくれるので、母にもぜひプレゼントしたいと思います。

○薬の飲み忘れやメモに使える「リマインダー」も便利

まもなく母の日(2021年は5月9日)。翌6月には父の日もあります。筆者のようにスマートスピーカーを贈ろうと考えている人もいるのではと思い、Amazon Alexaインターナショナル シニアプロダクトマネージャーの北野沙織さんに、ビデオ通話のほかにも親世代におすすめのスマートスピーカーの使い方を聞きました。

「まずは気軽に、音楽を楽しんでもらえればと思います。歌手名や曲名を言うだけで聞きたい音楽が聞けるのは、スマートスピーカーならでは。Amazon Musicのライブラリーもますます充実していますし、懐かしい曲も揃っています。歌手名、曲名の認識率も高くなっていますので、ぜひ試していただきたいです」

スマートスピーカーが日本に上陸してから3年半ほどになりますが、北野さんによれば最近はラインナップも広がって、その使われ方も多様化してきているとのこと。ディスプレイ付きのスマートスピーカーでは音声とタッチ操作を両方組み合わせて使えるので、ときには音声、ときにはタッチと、使いやすい方法で操作できるのも親世代におすすめのポイントです。

「コロナ禍でリモートワークのBGMとして音楽やラジオを流したり、ディスプレイ付きのモデルでは動画配信サービスで映画やドラマを見るほか、お子さんがクイズやゲームといったコンテンツで遊ぶといった用途でも利用されています。巣ごもりで会話をする機会自体も少なくなっていると思うので、話し相手として活用して頂くこともできます。

ベーシックな機能では『リマインダー』も、クスリの飲み忘れ防止や覚えておきたいことのメモとして使っていただけると便利だと思います。またディスプレイをデジタルフォトフレームのようにもできるので、Amazon Photosの『ファミリーフォルダ』を使って、家族で写真を共有するのも楽しいと思います」

たとえば孫の最新の写真をアップして、いつでも見てもらえるようにするというのも、素敵な親孝行になりそう。残念ながら同じ空間で会えない日々はもうしばらく続きそうですが、スマートスピーカーで手軽にオンライン帰省を実現できればと思います。

著者 : 太田百合子 おおたゆりこ テックライター、エディター。インターネット黎明期よりWebディレクションやインターネット関連のフリーペーパー、情報誌の立ち上げに携わる。以降パソコン、携帯電話、スマートフォンからウェアラブルデバイス、IoT機器まで、身近なデジタルガジェットと、それら通じて利用できる様々なサービス、アプリケーション、および関連ビジネスを中心に取材・執筆活動を続けている。 この著者の記事一覧はこちら

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