日立、液体洗剤・柔軟剤の自動投入を備えた洗濯機のラインナップ拡大

日立グローバルライフソリューションズは、ドラム式洗濯乾燥機「ヒートリサイクル 風アイロン ビッグドラム」の新製品を発表。今度のビッグドラムは、液体洗剤・柔軟剤自動投入を搭載しました。

○液体洗剤・柔軟剤自動投入機能は、人気の機能

洗濯機市場で注目の機能といえば、「液体洗剤・柔軟剤自動投入機能」です。各社のフラッグモデルを対象としたユーザー調査によると、「液体洗剤・柔軟剤自動投入機能」は、「容量」「洗浄力」に次ぐ人気の機能となっています。日立の洗濯機を購入したユーザーだけの調査においても、重視度の高いポイントといえます。

この機能のメリットは、洗濯のたびに洗剤と柔軟剤を計量する手間がかからないことです。普段の洗濯を(少しですが)時短でき、洗濯に不慣れで「どれくらい洗剤を入れたらいいか分からない」といった人でも自動で適量の洗剤が投入されます。使いやすいのはもちろん、家族で家事を分担するときにもありがたい機能です。さらに、洗剤、柔軟剤をそれぞれ1本分まるごと洗濯機内のタンクに入れておけるので、サニタリー空間がすっきりするといったメリットもあります。

新モデルの「ヒートリサイクル 風アイロン ビッグドラム(BD-NX120E)」は、この人気の機能「液体洗剤・柔軟剤自動投入機能」を搭載しました。発売日は11月16日。価格はオープン、推定市場価格(税別)38万円前後です。

BD-NX120Eは、詰め替え用タイプの洗剤・柔軟剤が入る大容量タンクが特徴。液体洗剤なら約1,000ml、柔軟剤なら約700ml入ります。スマホ専用アプリ「洗濯コンシェルジュ」を使うと、洗濯で使用する洗剤・柔軟剤の銘柄を簡単に登録できます。投入量もすすぎの回数も、自動で設定できて便利です。

○Amazon Dash Replenishmentに対応

さらに、タンク内のフロートが洗剤の残量が少なくなったことを検知し、Amazonが提供する「Amazon Dash Replenishment」を利用して、洗剤・柔軟剤の自動再注文サービスに対応します。洗剤がなくなる前に、いつも使っている洗剤が自動発注されるので、買い忘れがありません。このサービスは2019年の12月から開始する予定です。

○自分好みの洗濯の仕上がりを学習する「わがや流AI」コース

洗濯コンシェルジュアプリを使うと、洗濯機能をもっと便利に使いこなせます。新たに搭載した「わがや流AIコース」では、洗濯後に、洗い上がりに関するフィードバックを行います。「汚れ落ち」「衣類の傷み」といった項目に関して、アプリでアンケートに回答すると、ユーザー好みの洗い上がりを覚えて学習するというわけです。

このほか、その日の洗濯指数(気象予報のひとつ)をもとに、洗濯物が乾きやすい時間帯を教えてくれる「洗濯アドバイス機能」もポイント。外干しで乾きにくい状況のときは、部屋干しや乾燥までの運転をすすめてくれるほか、花粉の時期には花粉の飛散情報なども確認できます。

もともと洗濯機が搭載している運転コースだけでなく、アプリから「ダウンジャケットコース」「洗えるスーツコース」といった運転コースも選択可能です。離れた場所から運転を開始する「リモート機能」なども備えています。

○シャツ1枚のシワを5分でのばす「スチームアイロン」コース

日立のドラム式洗濯乾燥機は、以前から乾燥時に時速約300kmの風を衣類に吹きつけてシワをのばす「風アイロン」機能を搭載しています。

この「シワのばし機能」をさらに簡単に使えるのが、ドラム内を高湿にして衣類のシワをのばす「スチームアイロン」コースです。新製品では、スチームの温度と、ドラムの回転制御などを見直し、シャツ1枚5分でシワをのばすコースを新たに搭載。シャツ2枚でも約10分なので、アイロンを自分でかける手間を考えたら、忙しい朝に重宝しそうな機能です。

○縦型の全自動洗濯機にも、液体洗剤・柔軟剤自動投入機能を搭載

同時発売の縦型全自動洗濯機「ビートウォッシュ(BW-X120E)」にも、液体洗剤・柔軟剤自動投入機能を搭載しました。こちらの価格はオープン、推定市場価格(税別)は21万円前後です。

BW-X120Eは、洗濯容量12kgの大容量タイプ。個人的な注目ポイントは、フタの形状です。最近増えている1枚フタのタイプはスッキリしたデザインになりますが、洗濯機の上に棚や乾燥機を設置したい場合、開閉のときにぶつかりがち。フタが2つに折れるタイプなら、そうした心配がありません。

「全自動洗濯機の場合、洗濯機の上に乾燥機を設置したいというお客さまが多いので、2つに折れるタイプを採用しました」と日立の担当者。なるほど、細かいところですが、ここに魅力を感じる人も多いでしょう。

BW-X120Eには、洗剤自動投入のほか、複数のセンサーを使って最適な洗濯を行う「AIお洗濯」機能も搭載。汚れが多いときだけでなく、水の温度や硬度も検知して、最適な洗い方や運転時間で洗う機能です。上記のドラム型新モデル(BD-NX120E)にも同様の機能がありますが、ドラム式と全自動洗濯機ではセンシングが異なります。

各メーカーの洗濯機を見渡すと、液体洗剤・柔軟剤自動投入の機能を搭載したモデルが増え、設置スペースやライフスタイルにあわせて選びやすくなりました。日立のBD-NX120Eは、金属の質感を生かしたヘアライン鋼板や色合いが印象的です。洗濯機の買い換えを考えている人は、ぜひチェックしてみてください。

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