ARビジョン搭載の電動バイク。まるでSF映画みたい!
前から見たら目玉おやじ?
オフロードやアメリカン、レーサーなどバイクにもいろいろなタイプが存在します。
最近は電動バイクの開発が盛んで、エンジンではなく車輪にモーターを仕込めば、かなり自由度の高いデザインが作れるようにりました。
未来を先取りしたカフェレーサー
フランス南部のトゥールーズにある、EYELIGHTSが作ったのは「ROCKET ONE」。
カフェレーサー型の風除け、ロケットカウルとボディーが一体化したようなEVバイクとなっており、SF映画でヒーローが駆るようなデザインです。
正面にあるヘッドライトが瞳のようで、見る人の目を引きます。
パワーは180ch(仏馬力)でトルクは1,200Nm。時速0~100kmに達するまでたったの2.6秒と爆速。
まだコンセプトの段階ですが、フル充電で400kmの距離を走ると謳っています。
ヘルメットもSF的
連携するヘルメットは日本のSHOEI製で、バイザー内にナノOLEDを使ったHUD(ヘッドアップ・ディスプレイ)が備わっています。現実世界とデジタル情報表示による、ARヴィジョンがまたSF的!
スピーカーとマイク内蔵なので、インターコムで通話もできちゃいます。
HUDのメーカーがEVバイク!?
EYELIGHTSは、本来HUDを作っていたメーカーなので、いきなりEVバイクを作るのは「ホントに?」という印象です。
動画の通り実車も完成し、昨年は「EICMA(ミラノ・モーターサイクル・ショー)」にて披露もしています。「製造準備ができている」という話もあるので、カフェレーサー好きとしては、ちょっと期待したいところです。
バイクの運転なのに、なんだかアイアンマンになった気分が味わえそうなのもイイですね。
11/22 10:00
GIZMODO