eスポーツアスリートが使うRazorの敏感すぎるキーボード
高性能化が止まらないゲーミングデバイス。一体、プロのeスポーツアスリートはどんなデバイスを使っているんでしょうか。
今回は、5対5で戦う世界的FPS『VALORANT』のトッププレイヤー、タイのeスポーツチーム「Talon Esports」の、 Governor選手が使っているキーボード、「Huntsman V3 Pro Mini」を紹介します。キーボードについて語られた、Governor選手のインタビュー記事もぜひチェックしてみてください。
一瞬の差が優位を生む、ラピッドトリガー搭載
Huntsman V3 Pro Miniは、2023年に発売された、Razerのハイエンドゲーミングキーボードです。
大きな特徴は、最大0.1mmの感度で設定できるラピッドトリガーを備えていること。ラピッドトリガーとは、 キーが押し込まれた瞬間に入力が検知され、戻ると同時に入力が解除される機能です。入力のON/OFFの速度が向上し、すばやく細かな操作が可能になります。
ラピッドトリガーを搭載していないキーボードで入力のON/OFFが検知されるには、物理的にキーが一定の位置(アクチュエーションポイント)まで押し込まれる、または戻る必要がありました。
ラピッドトリガーでは、キーが移動する距離が短くなるため、より速い操作が可能になるというわけなんです。FPSなどのゲームでは、一瞬の差で勝敗が分かれます。プロの試合では、もはや必須といえる機能でしょう。
アクチュエーションポイントも調整可能、コンパクトさも◯
さらに、アクチュエーションポイントが調整可能であることもポイントです。0.1~4.0mmの範囲で入力判定させる位置を決められて、自分好みに調整できます。これで、感度良すぎて起きる誤爆も防げます。
また、コンパクトなサイズ感もいいところ。単純に持ち運びしやすいだけではなく、スペースを取らないので、マウスを動かせる範囲を広く取ることができるんです。
他にも、選択した2つのキーの間で、前のキーを離す必要なく最新の入力を優先してくれる機能や、40gという軽い圧で高速入力ができる操作性など、より高いレベルでのプレイを実現する機能が数多く施されています。
これまで特にキーボードにこだわらずにゲームをしてきた方がいたら、ぜひその実力をさらに高めてくれるHuntsman V3 Pro Mini、ご検討してみてはいかがでしょうか。
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11/13 10:00
GIZMODO