YouTubeにスリープタイマーなどの新機能が追加されてさらに便利に

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Image: JarTee / Shutterstock.com

またまた新機能!

1カ月ほど前、YouTubeは2024年に導入される新機能を発表していました。押すたびにその動画を週間ランキングにプッシュできる「ハイプ」ボタンや、クリエイターがコンテンツをシーズンやエピソードで整理できる機能などです。

そして米国時間10月15日に、ウェブ、モバイル、TV、そしてYouTube Musicに展開されるさらなる新機能を発表しました。これら機能は、今後数週間かけて段階的にリリースされるとのことです。

新機能はスリープタイマー

ついにモバイルアプリに「スリープタイマー」が導入されます。タイマーをセットすると、時間が経過した時点で動画が自動的に一時停止されます。逆にYouTubeがこの機能をまだ導入していなかったことがちょっと驚きです。私はSpotifyモバイルアプリのスリープタイマーをよく使っているので、YouTubeでもこの機能があるとかなり使うことになると思います。

自分で倍速調整

ところでYouTubeの動画を見ていて、2倍速の再生はちょっと速すぎるけど、1.5倍速だとそれもちょっと遅すぎるって思ったことありませんか?

これからはウェブとモバイル両方で、0.05倍刻みで再生速度を調整できるようになります。ユーザーが自分で動画の速度を細かくコントロールできるんです。

こういう機能のアップデートを見ていると、YouTubeのユーザーに対する真剣な姿勢がよく伝わってきます。元からある「後で見る」や「高く評価した動画」プレイリストのほかにも、私はお気に入りのコンテンツで作ったプレイリストを定期的にアップデートして丁寧に管理しているんですけど、プレイリストにカスタムサムネイルを追加できるようになったのはすごくよかったです。

サムネイルは写真ライブラリーから選んだり、YouTubeがAIで生成したものを使用できます。また、プレイリストに投票機能も追加されます。ユーザーはクリエイターの公開プレイリストに投票できるようになり、クリエイターはその反応を見て、今後のコンテンツに関する計画を立てることができるというわけです。

バッジ機能も

YouTubeはファン度を見せられるように、「バッジ」を導入しています。

例えばモバイルアプリで特定のアーティストの音楽を継続的に聴いていると、そのアーティストのトップリスナーとしてのバッジを獲得できます。チャンネルの有料メンバーになった最初の人というバッジや、動画開始前のクイズに正解するとバッジがもらえる仕組みもあります。

モバイル、ウェブ、TVでは、少しだけ視覚的変更もあるようです。おもしろそうなのは「新しいピンク色」が加わることです。YouTubeといえば赤と黒のインターフェースの印象が強いですが、ちょっとずつそのイメージから離れていくつもりなのか気になるところです。

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