Xbox Series Xに新モデル登場。ディスクドライブ非搭載

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Image: Xbox

Xboxラインナップに新モデルが発表されました。「Xbox Series X オールデジタル」は、その名の通り、ディスクドライブが搭載されていないヴァージョン。

価格も魅力的

Series Xのオールデジタルver.は、容量1TBで5万9978円。ディスクドライブを搭載した従来のモデル(6万6978円)よりずっと価格が抑えられているのが魅力です。また、今までのSeries Xにはなかった白(ロボットホワイト)になったのも特徴的(好き嫌いは分かれそう…)

一方、ディスクドライブ非搭載モデルだったSeries Sには、容量大きめモデルが登場。既存の512GBから大きく増えて1TB価格は4万9978円

分解動画がアップされ、ヒートシンクの違いが明らかに

すでに海外のメカ系YouTuberによって、新モデルの分解動画がアップされています。分解されているのは、Series Xのオールデジタルモデルと、限定版で登場したSeries Xの容量2TBモデル。

オールデジタルで気になるのは、中身が有効利用されてはいないこと。つまり、ディスクドライブを外したあとのスペースはそのまま空洞になっています。とはいえ、ここにDIYでドライブ入れ込もうとしても、電源問題で難しいかと。

その他、分解でわかったのはヒートシンクの違い。従来モデルがベイパーチャンバーだったのに対し、オールデジタルの新モデルはヒートパイプになっています。放熱効率でいうと、ベイパーチャンバーの方が優れており効率的なのですが、値段も高くなります。

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Screenshot: Austin Evans / YouTube/ Gizmodo UA

分解動画をポストしたAustin Evansさんは、チップを小型化したことにより、既存モデルと同じクロックスピードを出すのに必要な電力が減少し、結果、ヒートパイプでもいけると判断したのだろうと解説しています。

Evansさんのテストでは、実際に、新モデルの方が従来モデルよりも使用電力が平均で11W少ないことが明らかになっています。

ちなみに、PlayStation 5は2020年のローンチ時からヒートパイプを採用。

しかし、消費者にとってはゲーム体験が変わるような変更ではありません。なので、もし、新たなXbox Series Xの購入で迷ったら、ディスクドライブがあるかないかで検討するのがよいのではないでしょうか。

Source: Microsoft

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