Appleの「ビンテージ製品」ってなに?
一般的にビンテージというと、古くて価値が高いものを表します。モノによっては、新品よりも高い値がついているものもあります。
Appleにも「ビンテージ製品」がありますが、一体どんな製品かわかりますか?
古い端末のこと
Appleのいうビンテージは、「価値が高い」はつかないただの古い端末のこと。Apple公式がビンテージ製品と定めるのは「Apple が販売店への供給を停止した日から5年以上7年未満」の製品です。5年をすぎると保証期間を過ぎます。つまり、ビンテージ製品は保証期限が切れている製品ということです。
例えば、iPhoneだと以下のモデルがビンテージ製品にあたります。
・iPhone 4 (8 GB)
・iPhone 5
・iPhone 6
・iPhone SE
・iPhone 8 Red
・iPhone 8 Plus Red
・iPhone X
Macだと、2012年、2013年発売のモデルから2019年発売のモデルの一部がビンテージ入りしています。
オブソリート製品とは?
Appleでは、ビンテージ製品よりさらに古い端末を「オブソリート製品」と呼んでいます。
オブソリート(obsolete)とは、もう生産・使用されていないという意味。Appleのオブソリート製品とは「Apple が販売店への供給を停止した日から7年以上が経過した製品」のことをさします。ビンテージ製品の7年よりさらに古い端末ですね。オブソリート製品は、公式によるハード修理サービスはなく、保証外修理も非対応です。
iPhoneで言うと、初代iPhoneからiPhone 3、iPhone 4など、比較的「新しい」モデルではiPhone 6s Plusもこれにあたります
限界端末は買い替え推奨
新しい端末やソフトウェアがでると、気になるのは古い端末の行方。
特にソフトウェアリリースでは、古い端末によって未対応(アップデートできない)のものがあります。ハードの限界もですが、ソフトの限界も最新機能が使えないだけでなく、ゆくゆくはセキュリティも危なくなるので買い替え検討が必要になります。
ビンテージ製品・オブソリート製品は、Apple公式ページで確認できます。
また、現時点(2024年10月)のiPhone最新OSであるiOS 18の対応モデル、最新macOSであるMac OS 15 Sequoiaの対応モデルも公式ページから確認可能。セキュリティアップデートのリリース日と対応端末の一覧もあります。
Source: Apple
10/13 07:00
GIZMODO